● 委員会名称
道路橋床版の合理化検討小委員会
委員長:日野伸一(九州大学大学院) 幹事長:街道 浩(川田工業(株)) |
● 背景と目的 道路橋のライフサイクルに対し,繰り返し輪荷重の作用を直接受
ける床版としての耐久性を確保することはきわめて重要です。また,
最近の少数主桁橋を始めとする橋梁の合理化施工に伴う長支間PC
床版や合成床版の構造合理化と設計手法の確立,あるいは既設橋梁
床版の合理的な維持管理手法の確立などが強く望まれています。
これまで,「鋼橋床版の調査研究小委員会(松井繁之委員長(大
阪大学大学院),平成9年9月〜12年5月)」および「道路橋床版の
調査研究小委員会(堀川都志雄委員長(大阪工業大学),平成13年11月〜16年11月)」では,道路橋床版の性能照査型設計手法
の検討,各機関所有の輪荷重走行試験機による試験結果の整合性の
検討,長支間PC床版の若材齢時応力解析手法や構造検討,既設RC
床版の維持管理手法の検討など,道路橋床版に関する種々の問題解
明に取り組んできました。
しかしながら,多岐に及ぶ床版問題に対し,解決すべき課題が多
数残されており,引き続き調査研究を継続する必要があると思われ
ます。このため,「道路橋床版の合理化検討小委員会(日野伸一委
員長(九州大学大学院))」では,上記の小委員会で得られた成果を
踏まえ,(1)コンクリート系床版の疲労耐久性評価手法の構築,(2)各
種床版の性能照査型設計法とその設計例の構築,(3)合成床版を含む
コンクリート系床版の合理化構造および維持管理手法の検討,(4)鋼
床版の疲労耐久性の向上と維持管理手法の検討,(5)日本最古の合
成床版を有する道路橋(明治橋)の保存方法の検討,などについて
調査研究を行うことを目的としています。
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● 活動期間 2005年4月ごろから3年間を予定しています。旅費,交通費は支給されません。
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● 応募締切日 | : | 2月末日 |
● 応募方法 本小委員会に参加を希望される方は,1)氏名,2)年齢,3)
所属,4)連絡先住所,5)連絡先のTEL,FAX番号,E-mailア
ドレス,6)活動内容の関心事項(上記の背景と目的の(1)〜(5)など)
を,E-mailあるいはFAXで下記までご連絡ください。
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● 問合・申込先
〒550-0014 大阪市西区北堀江1-22-19
川田工業(株)橋梁事業部大阪技術部技術課 街道 浩 E-mail:hiroshi.kaido@kawada.co.jp TEL 06-6532-4897/FAX 06-6532-4890 |