わが国のライフラインは、欧米先進国に比して整備に遅れがあると
指摘されているが、その物量はきわめて膨大であります。また、近年建
設されてきたこれらのライフラインの一部は、経年による老朽化も認め
られている。
さらに、これらのライフラインは、その設置場所・利用状況・費用等
による制約から、容易に検査・補修を行いにくい状況にあるとともに、
その補修・更新費用の増大、補修・更新工事に伴いライフラインの流
れを規制する必要があるなど、社会的影響も大きい。
現在、各ライフライン事業分野においては、検査・診断・補修等を
行う自動化・ロボット技術の開発に鋭意取り組んでいる。今後は、膨
大な既存ライフラインの検査・診断や補修・再生に対するニーズは年々
増加し、これらを的確かつ効率的に実施するための点検診断技術、情
報化技術、ならびに自動化・ロボット化技術がますます必要とされるこ
とが予想される。
そこで土木学会建設用ロボット委員会(ライフライン小委員会)では、
ライフライン維持管理分野で用いられている最新技術や、今後の課題
について調査研究に取り組み、このたび、その成果がまとまったので、
下記の要領で講習会を開催する。
ライフライン地下構造物などの維持管理に従事されている保全技術
者や、計画・設計・施工に携わる技術者のみならず、施工技術の自動
化・情報化およびロボット化に関心をお持ちの方々に有効な情報にな
ると思われる。多数の方々にご参加をいただきたくご案内する。
| ● 主 催 |
: |
土木学会(建設用ロボット委員会 ライフライン技術小委員会) |
| ● 日 時 |
: |
2006年12月18日(月)13:00〜17:00(会場12:30) |
| ● 場 所 |
: |
土木学会講堂
東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内) |
● プログラム
| 13:00〜13:10 |
開催挨拶
ライフライン技術小委員会 小委員長 田中大樹 |
| 13:10〜13:30 |
ライフライン地下構造物の維持管理における自動化等の現状と課題
前小委員長 山口 茂 |
| 13:30〜14:50 |
各ライフラインの維持管理における自動化等の現状と課題 I
(1)道 路 委員 石村利明
(2)鉄 道委員 田辺将樹
(3)電 気小委員長 田中大樹
(4)通 信委員 山崎泰司 |
| 14:50〜15:00 |
質疑応答 |
| 15:00〜15:15 |
《休 憩》 |
| 15:15〜16:45 |
(5)上水道 委員 高津 治
(6)下水道前委員 平川正道
(7)ガ ス委員 石川雅章
|
| 16:45〜16:55 |
質疑応答 |
| 16:55〜17:00 |
閉会挨拶ライフライン技術小委員会 小委員長 |
※プログラムおよび講師等については変更する場合がございます。
|
| ● 参 加 費 |
: |
正会員:6,000円、非会員:7,000円、学生会員:5,000円
テキスト当日引渡:「ライフライン地下構造物の維持管理−自動化・情報化・ロボット化への展開−」 |
| ● 定 員 |
: |
100名(先着申込順) |
| ● 申込方法 |
: |
土木学会個人会員の方は土木学会ホームページ
(http://www.jsce.or.jp/event/frameset.htm)その他
NEWからWEB申込みができます。
また、(http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf)の
「本部行事参加申込書」に1人1枚必要事項を記入のう
えFAXでお申込みください。お送りする書類の詳細に
ついては、「参加申込書」支払方法欄をご覧ください。
申込書到着後、10日前後で折返し「参加券(テキスト
引換券)」をお送りいたします。
※申込みに関してのお願い
(1)申込み前に定員に達している場合がございますので、あらかじめご了承ください。
(2)お申込み後、やむを得ずキャンセルされる場合は、必ず開催日の1週間前までに下記の「問合先」
にご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3)お申込みをされる前に送金いただくことはトラブルの原因となりますので、固くお断りいたします。 |
| ● 申込締切日 |
: |
2006年11月30日(木) |
| ● 問合せ先 |
: |
土木学会研究事業課 今村玲子
TEL:03-3355-3559/E-mail:imamura@jsce.or.jp |