土木学会誌4月号モニター回答
巻頭論説 良いものを安く造るシステムの実現に向けて
従来、「モノづくり」のコスト評価は、設計・施工(または製作)や運用・維持管理に必要な費用だった。いまや、製作段階でも役目を終えた段階でも、外部に出すものが最小であるような「環境への配慮」の費用を含めたトータルコストで評価される時代である。しかし、計画・施工期間も寿命も長期間にわたるようなものは、その時代毎に「技術的制約」と「モノの価値」で評価が変化することもあり、特に長寿命の「土木構造物=社会システム」を造るにあたっては、事前評価が容易ではないことを考えさせられた。
(通信機メーカー 長屋勝博)
良いものを安く造る」だけでなく、ファッションにおけるブランド品のように「高く売れるシステムを実現し、世の中から喜ばれる」ものを造れるようにビジネスマンとしては努力したいと思います。
(鹿島建設土木設計本部 太鼓地敏夫)
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