土木学会誌6月号モニター回答
 
文人墨客の憧憬の道を歩く

 歴史を絡めて始めて先人の技術を理解できる。天城の道の歴史を紐解いてこそ下田を開港した幕府の思惑が見てとれる。しかしまた、道成るが故に利便性が追求され、そこに技術が導入される。技術とは、道路を造るとは、こんなに素晴らしく誇らしいものだったのかと感じさせる内容でした。この道は、いにしえと同様、歩かねばその評価は下せない。どう後世に伝えるか、重みのある文章でした。
 呉高専 市坪 誠
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