国際関連行事

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国際関連行事として、期間中に英語による以下の行事を実施いたします。全国大会登録者であれば、どなたでも参加できます。ふるってご参加ください。

会場:福岡大学 七隈キャンパス

1. ラウンドテーブルミーティング


Topic:境界領域における研究−生態学との事例
日付: 9月2日(水)
時間: 15:00〜17:00
会場: 文系センター棟 15階 第5会議室 (会場が変更になりました。)

〔趣旨説明〕
土木工学は、安全で豊かな国民生活、社会活動が展開できるように、国土の整備と保全、 即ち社会資本の整備および総合管理を行う上で必要な技術体系である。主に構造力学と流体力学等 の物理学を基礎として、さらに国土、社会とのかかわりに必要な自然科学さらには人文科学の分野 の知見を必要に応じて取り入れて、その工学の基盤を広げて発展してきた。

工学は、境界領域に着目してその成果を取り入れた分野が、常に発展している。従って科学の支援 のない工学は発展しない。半導体の発見から今日の電子工学の発展があるし、分子生物学の発達は バイオテクノロジーの隆盛を促した。今土木工学はどのような科学の支援を必要としているのか。 それは土木工学が扱う大地は生物群衆が生息、繁殖する生物空間でもあるとの認識に立って、生物学、 とりわけ生態学の知見を導入することであると考える。

工学である土木工学は、自然環境の主体である生態系をどのように把握して保全するべきなのか。 工学の視点から、生態系をどのように仮定し、どのように調査し、どのようにすれば保全されたと みなせるか。今後は、生物系の知見を導入して土木工学を再構築することを目指して、土木工学が 新たな飛躍をするべき段階であると考えている。

生態学はその一例であるが、土木工学の境界領域における研究のあり方について議論を深めたい。

AGENDA
1) Opening Remarks by Dr. KONDO Toru, President
2) Presentations by participant organizations
3) Discussions and Conclusions

2. 第3回WFEO-JFES-JSCE 合同国際シンポジウム−災害リスクマネジメント−


日付: 9月3日(木)
時間: 9:00〜12:00
主催: 世界工学団体連盟(WFEO)、日本工学会(JFES)、土木学会
後援: 日本学術会議 (SCJ)など
会場: 文系センター棟 15階 第5会議室 (会場が変更になりました。)

〔概要〕
2007年11月総会における日本の提案によりWFEOに「災害リスクマネジメントタスクグループ」 が設置された。その活動の一貫として、当シンポジウムでは洪水、高潮や津波による水害および 地震災害のリスク管理に関する最新の技術、情報や対応策を紹介し、意見交換、討議を行います。

3. 国際セッション(共通セッション、一般発表)


日付: 9月3日(木)
時間: 1st session 9:00-10:30, 2nd session 10:45-12:15
会場: 8号館 842教室

Program

1st session 9:00〜10:30

座長: 納多 勝(大林組)
    1.Report on activity with the young engineers for the young engineers having "the Dreams" (Global Competitive subcommittee within JSCE Committee on Civil Engineering Consultants)
    日本工営中央研究所 [正] 田中 弘 ・ 橋本 雅和 ・ 金井 晴彦 ・ 廣瀬 典昭

    2.DESIGN REQUIREMENTS AND APPROVAL SYSTEM OF SINGAPORE MRT PROJECT
    清水建設 [正] SUTHIWARAPIRAK PEERAPONG

    3.The Experience of Indo-China 3 ODA Project and Faced Dubai Construction Boom
    大林組 海外支店土木第二部 [正] 神村 英明

    4.Social Business Model toward Sustainable Low Carbon Society through Carbon Offset
    日本大学理工学部 [正] 福田 敦 ・ Hujiaxi Wutikuer ・ 松尾 直樹

    5.地方大学と連携した「土のう」による簡便インフラ整備手法の技術移転
    京都大学 [正] 木村 亮 ・ 福林 良典

    6.カンボジアにおける橋梁の設計荷重と実荷重の実態把握に関する研究
    京都大学工学研究科 [学] ヘン サルピソット ・ 大島 義信 ・ 河野 広隆 ・ 服部 篤史

2nd session 10:45〜12:15
座長:福田 敦(日本大学)
    1.放射性廃棄物地層処分に向けたモン・テリ岩盤研究所(スイス)における国際共同研究の動向
    (株)大林組 [正] 丹生屋 純夫 ・ 加来 謙一

    2.The International Collaborative Role of Underground Rock Laboratories for Radioactive Waste Disposal
    大林組 [正] 納多 勝 ・ 安藤 賢一 ・ 丹生屋 純夫

    3.Capacity Development on Disaster Management in Developing Countries
    土木研究所 [正] 栗林 大輔 ・ 田中 茂信

    4.Consultant Engineer in Nhon Trach Water Supply Project in Viet Nam
    日本工営 [正] 山寺 彰 ・ 平松 幹太 ・ 山本 象平

    5.PROPOSED A PRACTICAL TRAFFIC SAFETY ACTIVITY USING HIYARI MAP DEVELOPMENT IN COMMUNITY OF THAILAND
    日本大学大学院理工学研究科 [学] 岡村 誠 ・ 福田 敦 ・ 福田 トウェンチャイ

    6.Technical Cooperation on Road Traffic Safety Sector in Vietnam - Introduction of Traffic Safety Culture Development –
    アルメック [正] 関 陽水 ・ 福田 トウェンチャイ


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