橋梁工学に関する日本−バングラデッシュジョイントセミナー
(2005.8.10, バングラデッシュ工学会, 鋼構造委員会)
JSCE-EIB ジョイントセミナー 実施報告
2005年8月10日にダッカ(バングラデッシュ)において橋梁工学に関するジョイントセミナーが開催された。本セミナーは土木学会鋼構造委員会とバングラデッシュ工学会(Institute of Engineers, Bangladesh)、土木工学部門が共催で開催したものである。さらに、バングラデッシュ政府道路局とJamuna多目的橋梁公団が後援として協力している。
バングラデッシュ工学会会長のAzim氏による開会挨拶の後、長井正嗣氏(土木学会鋼構造委員会前委員長)が挨拶を行い本ジョイントセミナーの主旨等が説明された。さらにバングラデッシュ政府建設通信大臣 B.N. Huda氏が今後とも橋梁工学の発展を政府としても後押ししていく旨の挨拶があった。
上記のオープニングセレモニーの後、4つのセッション(地盤、鋼・コンクリート合成橋梁と新材料、構造動力学、モニタリング)において、研究発表と活発な意見交換が行われた。なお、日本からは前述した長井氏(長岡技術科学大学教授)の他に、森猛氏(鋼構造委員会幹事長・法政大学教授)、山田均氏(横浜国立大学教授)、山口栄輝氏(九州工業大学教授)と奥井が出席し、講演を行った。
なお、本セミナーは、土木学会学術交流基金の助成を受けて行ったものである。
(奥井義昭(埼玉大学))
開会式
Top