■ ISO対応特別委員会
■ 平成13年度委員会活動
平成13年度ISO対応特別委員会の活動について
1.定常的活動
定常的活動に関しては、基本的に平成12年度の活動を踏襲するものとする。(下表参照)
委員会の活動 |
平成13年度の活動方針 |
1.土木分野のISO活動の基本方針検討 |
・品質確保を含めて、実際の設計・施工を規定するフレーム(制度、図書等)における国際/地域規格および各国の国内規格の位置づけについて、海外の状況を把握する。 ・ISOの活動が活発でありながら土木の関係者が活動に参画していないTCの審議については、土木の関係者の参画を検討する。 ・我が国の基準類の国際規格化を促す基礎として、基準類の英訳化に対する助成を実施する。 ・土木分野の関係者がISO委員会に参画することに対する助成を行う。 ・適合性評価・認証について動向把握を行う。 |
2.土木関連分野の国内審議の連絡・調整及び全体的立場からの意見提出 |
・国内審議団体や土木学会常置委員会の連絡調整を行う。 ・特別委員会への意見照会に対応する。 ・国土交通省において別途設置された委員会に対して、土木の立場から連携を図り積極的に協力する。 ・土木関連の規格に関して、その審議段階等の情報を収集整備し、情報の共有化を進める。 |
3.対応活動の基礎となる土木関連分野のISO及びCENに係わる情報の収集・管理及び提供 |
・情報票を活用し、引き続き情報収集を行う。 ・CENの情報収集を進める。 ・ISOに係わるシンポジウムの開催および技術者の継続教育に対する協力 ・ 情報収集小委員会の活動を継続する。(年2回の会報発行。) ・ 情報収集に対し派遣費用の助成を行う。 ・ISOあるいはCENの海外の委員を招聘して情報収集を行うことに対して助成を実施する。 |
4.土木関連分野に大きな影響を持つと考えられる新たなISOでの専門委員会TCの設置がある場合のISOにおける直接的な活動(国内審議団体となる。) |
・土木に関連した新たなTCの設置に関して、TMBでの審議事項を注視する。 ・新たなTCの設立がある場合には、土木学会が国内審議団体となることに関する検討を行う。 |
2.小委員会活動
小委員会の活動として以下の活動を実施・予定しており、平成13年度に新たに2つの検討小委員会を設立する。
委員会名 |
目 的 |
情報収集小委員会 |
ジャーナルの発行、モニタリング及び情報収集(TC98) |
細粒分の境界粒径に関する検討小委員会 |
ISO対応及び国内対応の基本方針 |
適合性評価・認証検討小委員会 (新設) |
適合性評価・認証について、各技術分野(TC)における「適合性評価(conformity
assessment)」、「認証制度(certification
scheme)」の動向把握を行う。活動期間は2年間を目途とする。 |
耐震設計国際規格化検討小委員会 (新設) |
耐震設計に関してISO規格化の戦略・骨子を検討する。活動期間は2年間を目途とする。 |