コンクリートライブラリー101 連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針
目次
T 連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針
1章 総 則
1.1 適用の範囲
1.2 用語の定義
2章 補修補強の基本
2.1 一 般
2.2 補修補強工程
3章 材 料
3.1 一 般
3.2 材料の品質
3.2.1 連続繊維シートおよび連続繊維ストランド
3.2.2 含浸接着樹脂
3.2.3 プライマー
3.2.4 不陸修正材
3.2.5 その他の材料
3.3 材料の特性値および設計用値
3.3.1 一 般
3.3.2 連続繊維シート
3.3.3 連続繊維ストランド
4章 荷重作用および環境作用
5章 既設コンクリート構造物の詳細点検
5.1 一 般
5.2 文書,記録等による詳細点検
5.3 現地における詳細点検
6章 補修補強されたコンクリート構造物の性能照査
6.1 一 般
6.2 既設構造物中の材料の設計強度
6.2.1 一 般
6.2.2 コンクリート
6.2.3 鋼 材
6.3 安全係数
6.4 安全性の照査
6.4.1 設計曲げおよび軸方向耐力
6.4.2 棒部材の設計せん断耐力
6.4.3 設計曲げ疲労耐力
6.4.4 面部材の設計押抜きせん断疲労耐力
6.4.5 地震作用に対する安全性
6.4.5.1 部材の設計じん性率
6.4.5.2 部材の復元力モデル
6.4.6 火災に対する安全性
6.4.7 衝突に対する安全性
6.5 使用性の照査
6.5.1 応 力 度
6.5.2 ひび割れ幅
6.5.3 変位・変形
6.6 復旧性の照査
6.6.1 地震作用後の復旧性
6.7 補修補強された構造物の性能の経時変化
6.7.1 一 般
6.7.2 連続繊維シートによる塩化物イオンの侵入抑制効果の照査
6.8 構造細部の照査
6.8.1 一 般
6.8.2 部材の隅角部
6.8.3 連続繊維シートの継手
6.8.4 連続繊維ストランドの定着
6.8.5 連続繊維シートの機械的定着
7章 補修補強の施工
7.1 総 則
7.2 施工計画
7.3 材料の取扱い
7.4 下地処理工
7.5 接着・巻付け工
7.6 仕上げ工
7.7 検 査
7.7.1 一 般
7.7.2 材料の受入れ検査
7.7.3 材料の保管状態の検査
7.7.4 下地処理,プライマー塗布および不陸修正の検査
7.7.5 施工中および施工後の連続繊維シートあるいは連続繊維ストランドの検査
8章 工事記録
9章 補修補強されたコンクリート構造物の維持管理
9.1 一 般
9.2 点検および評価・判定
9.3 対 策
U 連続繊維シートに関する試験方法(案)
まえがき
1. 連続繊維シートの引張試験方法(案)(JSCE-E 541-2000)
2. 連続繊維シートの継手試験方法(案)(JSCE-E 542-2000)
3. 連続繊維シートとコンクリートとの付着試験方法(案)(JSCE-E 543-2000)
4. 連続繊維シートと鋼材との付着試験方法(案)(JSCE-E 544-2000)
5. 連続繊維シートとコンクリートとの接着試験方法(案)(JSCE-E 545-2000)
6. 連続繊維シートの引張疲労試験方法(案)(JSCE-E 546-2000)
7. 連続繊維シートの促進暴露試験方法(案)(JSCE-E 547-2000)
8. 連続繊維シートの凍結融解試験方法(案)(JSCE-E 548-2000)
9. 連続繊維シートの耐水,耐酸,耐アルカリ試験方法(案)(JSCE-E 549-2000)
参考試験方法(案)
10. 連続繊維シートの曲げ引張試験方法(案)
11. 連続繊維シート保護材料の難燃性表面試験方法(案)
V コンクリート構造物の性能照査例
1. 単柱式道路橋橋脚
1. 対象構造物
2. 要求性能
3. 要求性能に対する照査方針の策定
3.1 性能の照査方針
3.1.1 要求性能と「本指針」に定める性能照査との対応
3.1.2 本照査例における性能照査方針
3.2 材 料
3.2.1 既設構造物を構成する材料の評価
3.2.2 補修補強材料
3.3 安全係数の設定
3.4 照査荷重
3.4.1 上部構造死荷重反力
3.4.2 橋脚躯体の重量
3.4.3 地震力の設定
4. 既設RC橋脚の耐震安全性の照査
4.1 橋脚躯体の破壊モードに関する照査
4.1.1 照査方針
4.1.2 段落し部の設計せん断耐力の算定
4.1.3 基部の設計せん断耐力の算定
4.1.4 段落し部の破壊モードと破壊に関する安全性の照査
4.1.5 基部の破壊モードと破壊に関する安全性の照査
4.2 段落し部の曲げ耐力に関する照査
4.2.1 照査方針
4.2.2 段落し部の曲げ耐力に関する安全性の照査
4.3 基部のじん性能に関する照査
4.3.1 照査方針
4.3.2 設計塑性率の算定
4.3.3 設計じん性率の算定
4.3.4 じん性能の照査
4.4 既設橋脚の照査結果
5. アラミド繊維シートによる補強後の耐震安全性の照査
5.1 補強方法および耐震安全性照査荷重の設定
5.1.1 補強方法の設定
5.1.2 照査荷重の設定
5.2 段落し部のせん断耐力に関する照査
5.2.1 照査方針
5.2.2 アラミド繊維シートで補強された段落し部の設計せん断耐力の算定
5.2.3 段落し部の破壊モードと破壊に関する安全性の照査
5.3 段落し部の曲げ耐力に関する照査
5.3.1 照査方針
5.3.2 段落し部の曲げ耐力に関する安全性の照査
5.3.3 剥離破壊の有無に関する検討
5.3.4 段落し部軸方向鉄筋の定着に関する安全性の照査
5.4 基部のじん性能に関する照査
5.4.1 照査方針
5.4.2 設計塑性率の設定
5.4.3 アラミド繊維シートで補強された部材の設計じん性率の算
5.4.4 じん性能の照査
5.5[参考]残留変位に関する照査
5.5.1 照査方針
5.5.2 残留変位に関する安全性の照査
5.6 アラミド繊維シートによる補強後の橋脚の照査結果
6. 炭素繊維シートによる補強後の耐震安全性の照査
6.1 補強方法および耐震安全性照査荷重の設定
6.1.1 補強方法の設定
6.1.2 照査荷重の設定
6.2 段落し部のせん断耐力に関する照査
6.2.1 照査方針
6.2.2 炭素繊維シートで補強された段落し部の設計せん断耐力の算定
6.2.3 段落し部の破壊モードと破壊に関する安全性の照査
6.3 段落し部の曲げ耐力に関する照査
6.3.1 照査方針
6.3.2 段落し部の曲げ耐力に関する安全性の照査
6.3.3 剥離破壊の有無に関する検討
6.3.4 段落し部軸方向鉄筋の定着に関する安全性の照査
6.4 基部のじん性能に関する照査
6.4.1 照査方針
6.4.2 設計塑性率の設定
6.4.3 炭素繊維シートで補強された部材の設計じん性率の算定
6.4.4 じん性能の照査
6.5[参考]残留変位に関する照査
6.5.1 照査方針
6.5.2 残留変位に関する安全性の照査
6.6 炭素繊維シートによる補強後の橋脚の照査結果
7. 炭素繊維ストランドによる補強後の耐震安全性の照査
7.1 補強方法および耐震安全性照査荷重の設定
7.1.1 補強方法の設定
7.1.2 照査荷重の設定
7.2 段落し部のせん断耐力に関する照査
7.2.1 照査方針
7.2.2 炭素繊維ストランドで補強された段落し部の設計せん断耐力の算定
7.2.3 段落し部の破壊モードと破壊に関する安全性の照査
7.3 基部のじん性能に関する照査
7.3.1 照査方針
7.3.2 設計塑性率の設定
7.3.3 炭素繊維ストランドで補強された橋脚躯体基部の設計じん性率の算定
7.3.4 じん性能の照査
7.4 炭素繊維ストランドによる補強後の橋脚の照査結果
8. 残存耐用期間に関する照査
8.1 照査方針
8.1.1 照査条件の設定
8.1.2 残存耐用期間の評価方法
8.2 残存設計耐用期間の照査
8.2.1 照 査 式
8.2.2 照査検討
9. 補修補強計画
2. ラーメン式鉄道高架橋柱
1. 対象構造物
2. 要求性能
3. 要求性能に対する照査方針
3.1 安全性に関する照査方針
3.2 使用性に関する照査方針
3.3 復旧性に関する照査方針
4. 照査条件の設定
4.1 荷重作用
4.2 設計地震動
4.3 環境作用
4.4 材 料
4.5 安全係数
5. 既設高架橋の耐震安全性照査
5.1 構造解析
5.2 構造物の応答値の算定
5.3 既設高架橋柱の耐震安全性の照査
6. 炭素繊維シートによる補修補強後の耐震安全性照査
6.1 炭素繊維シートの補修補強仕様
6.2 補修補強部材の設計せん断耐力
6.3 補強部材の設計じん性率
6.4 補強構造物の耐震安全性の照査結果
7. アラミド繊維シートによる補修補強後の耐震安全性照査
7.1 アラミド繊維シートの補修補強仕様
7.2 補強構造物の耐震安全性の照査結果
8. 連続繊維シートにより補強された構造物の性能の経時変化
3. 道路橋 鉄筋コンクリートT形けた
1. 照査対象モデルと照査概要
1.1 照査対象モデル
1.2 照査概要
2. 要求性能および性能照査方法
3. 照査条件の設定
3.1 荷重作用
3.2 環境作用
3.3 使用材料
3.3.1 既設コンクリートけたの材料
3.3.2 補修補強材料
3.4 部分安全係数
4. 既設鉄筋コンクリートT形けたの性能照査
4.1 安全性の照査
4.1.1 曲げ破壊に対する照査
4.1.2 せん断破壊に対する照査
4.2 使用性の照査
4.2.1 曲げ応力度に対する照査
4.2.2 たわみに対する照査
4.2.3 ひび割れ幅に対する照査
5. 補修補強後の鉄筋コンクリートT形けたの性能照査
5.1 補修補強および照査方針
5.2 安全性の照査
5.2.1 曲げ破壊に対する照査
5.2.2 連続繊維シートの剥離発生有無の検討
5.3 使用性の照査
5.3.1 補強後のひび割れ幅に対する照査
5.4 補修補強後のT形けたの残存耐用期間の照査
W 連続繊維シート・ストランド工法の現状
1. 連続繊維シート・ストランドの種類
2. 連続繊維シート・ストランドの特性
3. 連続繊維シートの熱膨張係数
4. 他工法との比較
5. 連続繊維シートの使用量の推移ならびに適用分野
6. 連続繊維シートおよびストランドによるコンクリート構造物の補修補強 施工事例集
X 文 献 集
1. 連続繊維補強材による補修補強工法規準類一覧
2. 参考文献
Y 資 料 集
1. 連続繊維シートとコンクリートの界面剥離破壊エネルギーに関する補足
2. せん断耐力の算定法の検討
1. はじめに
2. 検討の対象とした実験
3. 連続繊維シートの負担するせん断耐力の算定式の導出
3.1 手法1
3.2 手法2
3.3 手法3
4. 設 計 式
3. 連続繊維シートの付着構成則に基づくせん断耐力算定法の補足
4. 連続繊維シート・ストランドにより補修補強された構造物の性能の経時変化の評価に関する考え方
1. 一 般
2. 補修補強部における劣化機構のモデル化と劣化予測
3. 既存部における劣化機構のモデル化と劣化予測