コンクリートライブラリー111
コンクリートからの微量成分溶出に関する現状と課題


 目 次

第1章  はじめに	1
 1.1 環境にやさしいコンクリート構造物
 1.2 コンクリートからの微量成分溶出
 1.3 本ライブラリーの構成

第2章  微量成分に関連した試験方法と基準値
 2.1  概 要
 2.2  用語・略語
 2.3  日本の現状
  2.3.1 排水に関する基準
  2.3.2 土壌の溶出試験方法
  2.3.3 資材・機材の溶出試験方法
  2.3.4 産業廃棄物の埋め立ての関する基準と溶出試験方法
 2.4 諸外国の現状
  2.4.1 コンクリートのタンクリーチング試験
  2.4.2 焼却灰を道路建設資材として利用する場合の水準
  2.4.3 廃棄物および汚泥の溶出試験方法

第3章  コンクリート中の微量成分
 3.1  セメント
 3.2  混和材
  3.2.1 高炉スラグ
  3.2.2 フライアッシュ
  3.2.3 シリカフューム
  3.2.4 膨張材
 3.3 化学混和剤
  3.3.1 環境ホルモンとは
  3.3.2 ノニルフェノール誘導体とその用途
  3.3.3 環境ホルモンに対する国内外の対応

第4章  コンクリートからの微量成分の溶出に関する現状と対応
 4.1  コンクリート工事
  4.1.1 ブリーディング水
  4.1.2 施工水
  4.1.3 洗い水
 4.2 硬化コンクリートおよびコンクリート構造物
  4.2.1 硬化コンクリート等からの微量成分溶出
  4.2.2 固定化のメカニズム
 4.3コンクリート解体材

第5章  コンクリートから溶出する微量成分に関する試験方法の提案
 5.1  概 要
 5.2  硬化したコンクリートからの微量成分溶出試験方法試案
 5.3 工事現場での検液のサンプリング
  5.3.1 サンプリング方法
  5.3.2 サンプリングの頻度
  5.3.3 工事現場でのサンプリングに関する課題
 5.4 検液の分析方法
  5.4.1 検液の作製
  5.4.2 検液の分析
  5.4.3 六価クロムの分析
 5.5 試験方法に関する留意点
  5.5.1 試験方法の構成
  5.5.2 硬化したコンクリートからの微量成分溶出試験方法の留意点
  5.5.3 工事現場での検液のサンプリングの留意点
  5.5.4 検液の分析方法の留意点

第6章  まとめ
 6.1 コンクリート工事における微量成分の溶出
 6.2 供用中のコンクリート構造物における微量成分の溶出
 6.3 コンクリート塊の再利用時における微量成分の溶出
 6.4 微量成分の溶出に関する基準および対策

参考文献