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■ コンクリートライブラリー140 津波による橋梁構造物に及ぼす波力の評価に関する調査研究委員会報告書 |
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書籍データ
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東日本大震災を受けて、わが国の防災に関する規基準が見直されています。特に、近い将来発生が想定されている東海地震、東南海地震、南海地震に対しては、その規模の推定を可能最大まで拡大しています。その結果、四国の一部では、最大津波高が32mと予想されているところもあります。
このような状況をふまえて、土木学会コンクリート委員会は、2011年8月に「津波による橋梁構造物に及ぼす波力の評価に関する調査研究委員会」を設置し、津波が来襲した際、橋桁にどのような力が作用し、流失に至ったかを検討することとしました。 活動の主たる項目は、 (1)浸水域にある全橋梁の被災状況調査および橋梁の設計に関する資料収集 (2)マクロモデルの開発とそのモデルによる被災分析 (3)流体力学的観点による実験および数値解析技術の開発 としました。 今後の橋梁の設計において考慮すべき津波の力を評価するだけでなく、想定されている東海、東南海、南海地震で発生が予想されている津波に対して既存の橋梁における橋桁の抵抗性を評価し、必要に応じて対策を講じる際の基礎資料にもなるものです。 | |||||||||||||||||||
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