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■ 複合構造レポート10 複合構造ずれ止めの抵抗機構の解明への挑戦 |
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書籍データ
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鋼コンクリート複合構造において、鋼部分とコンクリート部分を一体化するために配置されるずれ止めは、複合構造を成立されるために非常に重要な役割をする要素です。性能照査型設計への適用を考える場合、標準的な押抜き試験により求めた最大強度のみではなく、各種複合構造におけるずれ止めの配置状況に対応した強度や伝達力分担、荷重変形関係の把握も重要です。
本研究小委員会では、おもに頭付きスタッドおよび孔あき鋼板ジベルを対象として調査研究を行ってきました。当初の活動目的は、@頭付きスタッドおよび孔あき鋼板ジベルの強度および荷重変形関係に関する広範な実験データの収集、Aずれ止めの配置状況を考慮した要素試験方法による強度あるいは荷重変形関係の差異の確認、Bこれらのずれ止めの強度および荷重変形関係の提案および設計手法の提示、です。 新たに要素試験を行い、種々の検討をするほど、ずれ止めの挙動の複雑さを知ることになり、本格的なメカニズムの解明のためには、さらに種々の視点からの検討が必要ということがわかりました。そのような課題を残して取りまとめた本書は、中間報告的なものとなっていますが、現状でのずれ止めに関しての多くの有用な情報を提供できていると考えています。ぜひご一読の上、ご意見をいただければ幸いです。 | |||||||||||||||||||
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