刊行物案内 | 図書目録 | 本を探す | ご利用案内 | お買い物かご | お問合せ | 土木学会 |
■ 東海道新幹線と首都高 1964東京オリンピックに始まる50年の軌跡
〜その意図、成果、そして未来に向けた新たな飛躍〜
(創立100周年記念出版) |
|||||||||||||||||||
書籍データ
|
|||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||
私たち土木の分野は、常に総合的な工学だということを考えさせられる。土木学会は、他の工学系学
会に比べると、遅れて設立された。これは、初代の古市公威会長が述べたように、土木工学は総合工学
であり、工学会という工学全体を網羅する学会で活動すべきとの意図である。土木学会は、その総合的
な工学というものをやっていこうという意志の現れであった。
東京オリンピックのように、皆で共有できる一つの大きな目標を掲げ、それに向かって力を合わせるということが、土木工学にとって非常に大事なことではないかと感じている。一つの大目標に向かって 皆がその方向に努力をしていく。それによって、この偉大なる新幹線、首都高が期日通りに完成し、開 通を迎えた。総合工学である土木工学の典型的な例としても、東海道新幹線と首都高に関するシンポジ ウムの講演内容をとりまとめた本書を読んで考えいただければ幸いである。 | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
[前のページに戻る] |