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　鋼・合成構造標準示方書［維持管理編］は、2013年に初版が発刊されて以降約5年が経過しましたが、この間の維持管理を取り巻く環境の変化は目覚ましく、技術開発が多方面で活発に行われています。このような背景を踏まえ、鋼・合成構造物の維持管理に関する最新の知見を取り入れ、関連する他示方書との整合を図りつつ、外観変状に基づくグレーディング評価等の評価方法を盛り込み、示方書全般の充実を図りました。また、資料編には、詳細調査の方法、Load Ratingや有限要素解析による性能評価、補修・補強対策等に関する実用的な事例や手法を豊富にとりまとめています。本書は、鋼・合成構造物の維持管理の実務に、基準・指針等の作成に、研究開発に、さらには維持管理技術の勉強にと、さまざまな目的のために活用していただけます。