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■ 2023年制定 土木構造物共通示方書が発刊されました！
土木構造物共通示方書は，土木構造物が目的とする機能を満たし，安全で高品質，耐久的かつ環境にも適合したものとして社会に残されるためには，従来の材料や構造物ごとの設計，施工の示方書のみでは不十分であるとの認識から，2010年に初版が発刊され，2016年に改訂されました。本書はその改訂版であり，［本編］と本編の理解を深めるための内容を記述した［付属資料］で構成されています。
今回の改訂では，本示方書制定の理念に立ち返り「共通事項」についてより分かりやすい規定とするに留まらず，土木構造物を取り巻く環境変化も踏まえて，材料や構造ごとの独立した各示方書をより合理的な体系とするために今後取り入れるべき事項や，土木構造物や土木技術に対し更なる社会の信頼を得る方向性についても記載しています。