2004年10月24日
(社) 土木学会

「平成16年新潟県中越地震」に対する第1次調査団の派遣

 土木学会(会長 森地 茂)は、2004年10月23日夕刻に新潟県中越地方で発生した強い地震の被害に関して、(社)地盤工学会と協力して調査を行なうこととし、団長以下が現地調査を開始した。 今後はこの調査団を拡充し、土木施設等の被災状況、その原因および関連事象の調査・分析を実施して、今後の地震防災・減災と科学技術上の知見に資することとしている。
 調査速報は、ホームページおよび学会誌にて報告の予定。

1.団員構成(団員名は、順不同。10月28日時点での構成であり順次拡充の予定)

団長: 小長井 一男(東京大学生産技術研究所)
副団長: 大塚 悟(長岡技術科学大学)
幹事: 宮島 昌克(金沢大学)、橋本 隆雄(千代田コンサルタント)
地震、地震動: 小長井 一男(東京大学生産技術研究所)、澤田 純男(京都大学防災研究所)本田 利器(京都大学防災研究所)、高橋 良和(京都大学)、清野 純史(京都大学大学院)、小野 祐輔(京都大学大学院)、国松氏(活断層センター)、杉戸 真太(岐阜大学)
地盤災害: 大塚 悟(長岡技術科学大学)、國生 剛治(中央大学)、安田 進(東京電機大学)、若松 加寿江(東京工業大学)、井合 進(京都大学防災研究所)、飛田 哲男(京都大学防災研究所)、規矩 大義(関東学院大学)、沼田 淳紀(飛島建設技術研究所 地盤研究室)、吉田 雅穂(福井工業高等専門学校)、陶野 郁雄(山形大学)、豊田 浩史(長岡技術科学大学)、大川 秀雄(新潟大学)、後藤 聡(山梨大学)、森 伸一郎(愛媛大学)
橋梁・道路の被害: 睦好 宏史(埼玉大学)、阿部 和久(新潟大学)、佐伯 竜彦(新潟大学)、岩崎 英治(長岡技術科学大学)、下村 匠(長岡技術科学大学)、三島 徹也(前田建設)、秋山 充良(東北大学)、牧 剛史(埼玉大学)
河川被害: 福嶋 祐介(長岡技術科学大学)
港湾、空港被害: 菅野 高弘((独)港湾空港技術研究所)
鉄道被害: 海野 隆哉(長岡技術科学大学)、室野 剛隆((財)鉄道総合技術研究所)
宅地被害: 橋本 隆雄(千代田コンサルタント)
ライフライン被害: 宮島 昌克(金沢大学)、大友 敬三((財)電力中央研究所)、磯山 龍二(日本技術開発(株))
産業施設被害: 後藤 洋三((独)防災科学技術研究所川崎ラボラトリー所長)
緊急対応: 目黒 公郎(東京大学生産技術研究所)、大野春雄(攻玉社工科短期大学)、鈴木 猛康(防災科研川崎ラボラトリー)
津波被害: 今村 文彦(東北大学)

2.取材窓口
 小長井 (大学電話) 03−5452−6142
        (携帯電話)090−1040−1271

3.速報会等
 調査速報は、順次土木学会ホームぺージ(http://www.jsce.or.jp/)および学会誌に発表する予定。
 速報会の日時、二次調査団等については未定。

4.土木学会の窓口は、下記へお願いします。
   総務課長 竹田 office@jsce.or.jp
   企画広報室長補佐 石郷岡 inf@jsce.or.jp

 以上


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