特別講演会

◆終了致しました。大勢の方にご参加頂きました。ありがとうございました。

9月21日(木) 14:00〜15:20  大津プリンスホテル プリンスホール

講演題目 自然災害軽減への土木学会の役割

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濱田 政則 講  師    濱田 政則 (はまだ まさのり) 
         平成18年度土木学会会長


略  歴
昭和18年10月13日生まれ
昭和43年3月 東京大学大学院工学研究科修士課程修了
昭和43年4月 大成建設株式会社入社
昭和61年4月 東海大学海洋学部海洋土木工学科教授
平成 6年4月 早稲田大学理工学部土木工学科教授
平成10年度〜11年度 (社)土木学会理事
平成14年度〜15年度 (社)土木学会理事・副会長
平成17年度〜 日本学術会議会員
平成17年度 (社)土木学会理事・次期会長

講演内容

近年,国内外においてスマトラ沖地震・津波,パキスタン北部地震および新潟県中越地震などの地震災害が相次いで発生しています.また米国でのハリケーンカトリーナによる水害など暴風雨や河川の氾濫などによる被害が多発し,多くの人命が失われ,被災地域の人々を大きな困難に陥れています.
土木学会は,国内外での自然災害が発生する度に調査団を被災地に派遣し,被害状況を調査・分析して,災害対策のための提言をまとめるなどの社会貢献を行って来ました.また,調査研究部門の関連委員会は,自然災害軽減のための調査研究を推進し,これらの成果を社会に還元して来ました.

本講演では,1) 国内外の自然災害の現状と傾向,2)土木学会が自然災害軽減に果たして来た役割,3)今後発生が予想される自然災害,4)JSCE2005で唱った「社会への直接的貢献」という観点から今後土木学会が果たすべき役割,等について講演されます.
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全体討論会

◆終了致しました。大勢の方にご参加頂きました。ありがとうございました。

9月21日(木)15:40〜17:40 大津プリンスホテル プリンスホール

「土木のグローカリゼーション

            〜世界市民になろう〜」

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最近,「グローカリゼーション」が,経済学や人類学をはじめとして様々な分野で注目されています.「グローカリゼーション」とは,グローバリゼーションとローカリゼーションを組み合わせた言葉で,「ローカル性を活かした活動を行い,それをグローバルに発信する」ことを意味します.世界がグローバルな活動に統合される一方で,地域性を活かした地域主体の活動を創出していくことにより地域が自立し,世界に向けて発信していく活動ととらえることができます.
今回の全国大会では,「グローカリゼーション」の土木的な展開を提案します.日本ではインフラ整備というと閉塞感を感じる昨今ですが,一歩海外に出ると,まだまだそれを必要とする国や地域が圧倒的に多いということは事実です.これらのインフラは,本来その地域の一部として人々の生活や活動を支えるものであり,その地域の歴史,文化,宗教,習慣を始めとする地域性を踏まえた形で整備が行われなければなりません.この考え方のもと今回の全国大会では,これまで日本が長年培ってきた持続可能なインフラ整備に関する知見をベースにしつつも個々の地域性を踏まえた国際貢献の在り方を技術支援,人的交流,教育などの多様な側面から見直することにより世界市民の一員となることを目指そうという呼び掛けを行います.

全体討論会では,土木内外でご活躍のパネリストをお招きして,土木におけるグローカリゼーションについて多様な視点から考える場を作ります.多数ご参加下さい.

 

パネリスト

河田 惠昭


河田 惠昭 (かわた よしあき)
(京都大学防災研究所 所長・巨大災害研究センター 教授)

1974年京都大学大学院工学研究科博士課程修了.工学博士.76年京都大学防災研究所助教授を経て,93年教授,96年巨大災害研究センター長.2002年阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長(兼務).05年京都大学防災研究所長. 大都市大震災軽減化プログラム(文部科学省)研究代表者.日本自然災害学会元会長,日本災害情報学会前副会長.政府関係では学術審議会委員(文部科学省),中央防災会議「首都圏直下地震対策専門調査会」「東南海,南海地震等に関する専門調査会」の他,多数の委員会で活動.著書は『防災学ハンドブック』(共著),『12歳からの被災者学−阪神・淡路大震災に学ぶ78の知恵』(共著)など.

坂本 和一


坂本 和一
 (さかもと かずいち )
(立命館大学大学評価室長,立命館アジア太平洋大学 前学長)

1968年 京都大学大学院経済学研究科博士課程修了後,立命館大学で経営学や経済政策論について教鞭をとる.経済学博士.2000年1月より立命館大学アジア太平洋大学学長として,国際大学における新しい留学生教育の構築に尽力するとともに,アジア太平洋地域の自然・生態条件の違いを基本としつつも,諸地域間のネットワークや相互依存関係に視点をおいたアジア太平洋学を提案する.「IBM−経営戦略と組織改革」,「21世紀システム−資本主義の新段階」,「アジア太平洋時代の創造」他著書多数.

福島 敦子


福島 敦子 (ふくしま  あつこ )
(キャスター・エッセイスト)

津田塾大学学芸部卒業後,中部日本放送を経て,1988年独立.NHK,TBS,テレビ東京などで報道番組を担当.経済番組のキャスターや週刊誌の連載で250名に及ぶ企業トップとの対談を通じて企業や経営者への取材を精力的に行っている.現在,テレビ東京の経済番組「ミームの冒険〜日本経済のDNAを探る〜」のキャスターを担当.最近は,経済の他,コミュニケーション,環境,地域再生,農業など現代社会の問題をテーマにした講演やフォーラムでも活躍.著書に「それでもあきらめない経営」,「ききわけの悪い経営者が成功する」,「就職・無職・転職」などがある.

渡辺 正幸


渡辺 正幸 (わたなべ まさゆき )
(有限会社国際社会開発協力研究所 代表取締役社長)

1963年京都大学農学部林学科卒業後,建設省に入省.インドネシア共和国公共事業省,建設省土木研究所砂防研究室長を経て,1985年国際連合欧州本部災害救援支援調整官事務所に勤務.1992年に国際協力事業団国際協力専門員についた後,2004年 (有)国際社会開発協力研究所を設立.従前より,地域性を重視した国際貢献を実践する傍ら,イモギリ鎮守の森再建事業や日本インドネシアNGOネットワークなどの活動にも参画している.

コーディネーター

宮川 豊章


宮川 豊章 (みやがわ とよあき)
(京都大学 大学院 工学研究科 教授)

1975年京都大学大学院工学研究科修士課程修了.工学博士.京都大学助手,講師,助教授を経て1998年に京都大学教授.2005年より土木学会関西支部幹事長を務めるとともに,以前より土木学会関西支部のFCC(フォーラムシビルコスモス)の活動にも尽力.土木学会,日本コンクリート工学協会,日本材料学会,PC技術協会,日本塗料検査協会などの理事であり,各種委員会でも活動している.材料学,特にコンクリート工学を専門とし,“丈夫で美しく長持ち”する土木構造物,ならびに市民社会を目指している.著書には,コンクリートのはなしT&Uなどがある.

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FCC(フォーラム・シビル・コスモス)

9月22日(金)13:00〜14:30  会場 プリズムハウス P102

FCC in 全国大会
「グローカリゼーションってどうすればいいの?」

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 前日に開催される全体討論会の議論を受け,一土木技術者として,個人として,「土木のグローカリゼーションに対して何ができるのか」,あるいは「どうすればいいのか」,といった内容について議論します.まず,現在日本で勉強しているアジアからの留学生に社会基盤整備を中心とする各国の現状を語ってもらいます.また,発展途上国において実際に協力事業を行っている様々な分野の方から,現場の課題や日本人技術者に望まれることについて話をしてもらいます.さらに,フォーラム参加者と一緒に世界の各地域で活躍する土木技術者になる方法を考えていきます.

FCCとは.....
FCCは,1990年に土木学会関西支部において設立されたグループです.シビル・コスモスとは,広くい意味での土木学,すなわち従来の土木工学の枠組みの中では議論のできないパラダイムの構築に対して創られた用語で,フォーラムというのは自由に討論できる場,公開討論の場のことです.FCCでは,土木界が抱える様々な問題の解決を目指して,土木界がいかにあるべきかを議論する場,また,それに関する情報の発信あるいは受信の基地となる場を提供すること目的として様々な活動を続けています.平成18年度全国大会では,研究討論会としてFCCを開催します.

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研究討論会

9月20日(水)〜9月22日(金) 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス   (総数29題)

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会場

プリズムハウス

教室名

P202

P202

P202

P202

P202

P202

P202

P202

定員

485名

485名

485名

485名

485名

485名

485名

485名

討論会No

研-01

研-02

研-03

研-04

研-05

研-06

研-07

研-08

会場

プリズムハウス

教室名

P202

P202

P203

P203

P203

P203

P203

P203

定員

485名

485名

485名

485名

485名

485名

485名

485名

討論会No

研-09

研-10

研-11

研-12

研-13

研-14

研-15

研-16

会場

プリズムハウス

教室名

P203

P203

P203

P201

P201

P201

P201

P201

定員

485名

485名

485名

485名

485名

485名

485名

485名

討論会No

研-17

研-18

研-19

研-20

研-21

研-22

研-23

研-24

会場

プリズムハウス

コアステーション

教室名

P201

P201

P201

大会議室

大会議室

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定員

485名

485名

485名

200名

200名

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討論会No

研-25

研-26

研-27

研-28

研-29

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  ●研究討論会 題目等一覧(PDF)はこちら


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コンクリートカヌー競技

9月20日(水)〜22日(金)立命館大学BKCユニオンスクエアホール
9月23日(土)琵琶湖(湖岸緑地 赤野井吉川地区 赤野井-1(山賀))

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コンクリートカヌー競技セッションに関しましては、お申込方法・応募期限・応募資格・参加費等が年次学術講演会とは異なります。土木学会関西支部にて開設しているWEBページ(下記リンク)をよくお読みください。

●コンクリートカヌー競技セッション 専用ホームページ

●コンクリートカヌー競技セッション 表彰規定

●ポスターセッション  結果速報

◆ポスターセッションは,終了致しました。大勢の方にご参加頂きました。ありがとうございました。

競技

会場

日時

競技内容

ポスターセッション

ユニオンスクエアホール

9月20日(水) 9:00〜16:00
9月21日(木) 9:00〜14:00
9月22日(金) 9:00〜13:00

コンクリートカヌー展示、投票
コンクリートカヌー展示、投票
コンクリートカヌー展示

コンクリートカヌー 競漕会

琵琶湖烏丸半島近辺
(守山市赤野井町 地先)

9月23日(土)
9:00〜 9:30
9:30〜16:00


受付
コンクリートカヌー競漕

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年次学術講演会

9月20日(水)〜9月22日(金) 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス

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      ●2006年度タイムテーブル(PDF)

 9月20日(水)

 9:00〜10:30 休憩(20分) 10:50〜12:20 昼食(40分)
 13:00〜14:30 休憩(20分) 14:50〜16:20 休憩(20分) 16:40〜18:10 

 9月21日(木)

 9:00〜10:30 休憩(20分) 10:50〜12:20 

 9月22日(金)

 9:00〜10:30 休憩(20分) 10:50〜12:20 昼食(40分)
 13:00〜14:30 休憩(20分) 14:50〜16:20 休憩(20分)

 

        部門またはセッションをクリックすると,個々のプログラム(PDF)を参照できます。

第  I  部門 応用力学,構造工学,鋼構造,耐震工学,地震工学,風工学など
※「合成構造」は、共通セッションの「複合構造物」へ移行されました。
第  II  部門 水理学,水文学,河川工学,水資源工学,港湾工学,海岸工学,海洋工学,環境水理など
第  III 部門 土質力学,基礎工学,岩盤工学,土木地質,地盤環境工学など(主な論点が地盤工学に関するもの)
第  IV 部門 土木計画,地域都市計画,国土計画,交通計画,交通工学,鉄道工学,景観・デザイン,土木史,測量など
第  V  部門 土木材料,舗装工学,コンクリート工学,コンクリート構造など
※「合成・複合構造」は、共通セッションの「複合構造物」へ移行されました。
第  VI 部門 建設事業計画,設計技術,積算・契約・労務・調達,施工技術,環境影響対応技術,維持・補修・保全技術,建設マネジメントなど(主な論点が建設工事に関するもの)
第  VII 部門 環境計画・管理,環境システム,用排水システム,廃棄物,環境保全など
共通(CS)セッション 上記の7部門を越えた研究および複数の部門に関連する研究のテーマを対象
特別(SS)セッション 講演者をフェロー会員に限定し,フェロー会員から全世代の土木技術者へ提案や問題提起をしていただき,部門,世代を越えた議論の場を作るセッション

会場および座長(予定者)一覧表

土木学会本部のプログラム一覧ホームページへ

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交流会

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◆終了致しました。大勢の方にご参加頂きました。ありがとうございました。

 大会2日目に大津プリンスホテルにおいて交流会を開催いたします。
全国の会員相互の有意義な交流・親睦の場となりますよう、多数の皆様の参加をお待ちしております。
なお、今回は学生も一緒に行います。参加希望の方は所定の申込書(1−24頁)にて、8月21日(月)までにお申込ください。
なお、当日でも定員に余裕があれば参加可能ですが、会場準備の都合上、事前にお申込頂ければ幸いです。

日 時:平成18年9月21日(木)18:00〜20:00
場 所:大津プリンスホテル(場所は会場案内図を参照)
    〒520−8520 滋賀県大津市におの浜 4−7−7
T E L :077−1521−1111
定 員:500名
参加費:事前申込6,000円 当日申込7,000円 学生2,000円

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