8.トンネル構造物のコンクリートに対する耐火工設計施工指針(案)
発刊に伴う講習会
土木学会コンクリート委員会「コンクリートトンネル構造物の耐火技術研究小委員会」(岩波光保委員長)では,平成24年9月から約2年の活動成果を基に,「トンネル構造物のコンクリートに対する耐火工設計施工指針(案)」を制定しました.
本指針(案)は,トンネル構造物のコンクリートに対する耐火工に関して,トンネルの重要度,利用条件,構造特性,材料特性などの観点から適切な耐火工の種類を選定し,必要な要求性能を満足するよう,設計,施工,維持管理するための情報が盛り込まれています.
講習会では,本指針(案)に示されている耐火工の考え方,要求性能,設計,施工,維持管理に関する事項を紹介するだけでなく,特別講演として,建築における耐火設計の考え方や,首都高速道路における耐火工設置の事例なども紹介します.トンネルの設計・施工に携わっている技術者の方々はもちろんのこと,耐火工を有するトンネル構造物の管理者や点検技術者の皆様に本指針(案)を深く理解していただき,耐火工の設計・施工・維持管理に役立てることを目的としています.
多くの方々に参加頂けますよう,お願い申し上げます.
・主 催
土木学会(担当:コンクリート委員会コンクリートトンネル構造物の耐火技術研究小委員会)
・日 時
2014年6月3日(火)13:00〜17:10
・場 所
土木学会講堂
・定 員
100名(申込先着順)
・参加費
会員(法人会員も可)8,000円,非会員12,000円、学生6,000円
(どちらも,テキスト代「トンネル構造物のコンクリートに対する耐火工設計施工指針(案)」,吉田博士記念基金*への寄付金500円を含む)
(どちらも,テキスト代「トンネル構造物のコンクリートに対する耐火工設計施工指針(案)」,吉田博士記念基金*への寄付金500円を含む)
・対象者
トンネル構造物の設計,施工あるいは維持管理に携わる技術者
(構造物管理者,建設会社,設計コンサルタント,材料メーカーなど,全ての技術者を対象としています)
(構造物管理者,建設会社,設計コンサルタント,材料メーカーなど,全ての技術者を対象としています)
・申込締切日
2014年5月23日(木)【必着】
・プログラム(予定)
司会:小澤満津雄(群馬大学)
開会挨拶 コンクリート委員会委員長・二羽淳一郎(東京工業大学) |
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13:10〜13:25 | 委員会の概要と指針案 総則 の解説 岩波光保(東京工業大学) |
13:25〜13:40 | 耐火工の要求性能・種類の解説 大島義信(京都大学) |
13:40〜13:55 | 耐火工の設計および照査の解説
神田亨(日本シビックコンサルタント(株))
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14:10〜14:25 | 耐火工の施工の解説 滝本孝哉(日本シビックコンサルタント(株))
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14:25〜14:40 | 耐火工の維持管理の解説 栗原哲彦(東京都市大学) |
14:40〜14:50 | 質疑応答 |
14:50〜15:00 | 休憩 |
15:00〜16:00 | 特別講演「道路構造物の耐火技術」(仮) 土橋浩(首都高速技術) |
16:00〜17:00 | 特別講演「建築の耐火技術」(仮) 辻本誠(東京理科大学) |
17:00〜17:10 | 閉会挨拶 岩波光保(東京工業大学) |
*:吉田博士記念基金は故吉田徳次郎博士のご業績を讃えて設立された基金で,吉田賞(コンクリートに関する優秀な業績,論文に授与される賞)や若手コンクリート研究者に対する吉田研究奨励賞等が授与されている。
・申込方法
土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/index.html)から,または土木学会誌綴込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を明記のうえ,研究事業課宛てFAXでお申込みください。申込書到着後,10日前後で折り返し「参加券」をお送りいたします。
※ 申込みに関してのお願い
※ 申込みに関してのお願い
(1) 申込み締切り前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。なお,締切日以降の事前受付はいたしません。ただし,定員に余裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付いたします。
(2) 申込み後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は,参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3) 申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。
・問合せ先
土木学会研究事業課 担当:田中博
TEL:03-3355-3559/FAX:03-5379-0125
TEL:03-3355-3559/FAX:03-5379-0125