論文番号 224

著者名 松梨史郎

論文題目 東京港の夏季における窒素・リンの水−底質間のフラックス

討議者 山西博幸(九大 工)

質疑

 図−2の底質分布中、間隙水中のNH4-Nの分布が上層から下層にかけて増加しているのはどうしてなのか。

回答

 通常、間隙水中のNH4-N濃度は、底泥表層から深くなるにつれて増加するものと考えられ、実際本調査でも東京港の中央に位置するST.25ではそのような分布となっている。東京港でも最も湾奧に近い測点であるST.2では、浅くて人為的な擾乱も受けやすい考えられるため、必ずしもそのようにはならなかったものと考えられる。

 

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