論文番号
254著者名 中本,森満,高橋,平石
論文題目 港内波浪のための新しいグラフィック表示システム
討論者 山下隆男 (京都大学防災研究所)
質疑
1.波を動画像で示すときに,波の伝播速度が実際のそれに近づくようにする努力をしているか.
2.港湾設計のために,バ−チャルリアリティ(VR)を導入することには疑問がある.VRの使い方を慎重に検討すべきである.
回答
1.計算結果をそのままリアルタイムで表示すれば実際の伝播速度に近づく.これは可能である.
2.近年,港湾設計において,波高条件だけでなく,利用状況や景観に対する影響評価が大きな課題となっており,VR表示により,より的確な設計が可能になると考えている.