論文番号 50

著者名 山口正隆・大木泰憲・畑田佳男・前川浩章

論文題目 確率的低気圧モデルに関する研究

討論者 運輸省港湾技術研究所 永井紀彦

質疑

 低気圧抽出の際の基準値として980hPaを採用された根拠は何か。

回答

 対象低気圧の数を実際上解析可能な個数に限定するためであります。また、将来的には、気象・海象の異常値に着目した検討を行うためであります。なお、著者らの確率的台風モデルにおける資料選択も同様の基準によっており、こうした方法で対象台風を限定しても、十分有意な結果が得られています。

 

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