論文番号
60著者名 正村憲史
論文題目 非静水圧3次元津波数値計算モデルの開発
討論者 金子明成((株)日科技研)
質疑
モデルの中で最上層(セル)の扱いはどうなっているのか。
水位の上下でどうするのか。
回答
水表面は、ある決まったセル内のみで上下するのではなく、水位の変化によってはセル間を移動することがある。即ち、水位の下がる変化量が、セル内の水位よりも大きければ、水表面は下段のセルに移動し、元の水表面の存在するセルは、流体の存在しない空のセルになる。また、流入量がセルを満たせば、水表面は上段に移動する。
よって、水表面セルより上層のセルは空のセルであり、本法においては、こういった空のセルでは計算は行わない。