複合構造論文集の概要
土木学会論文集特集号(複合構造)(以下「特集号」という)は,わが国の土木複合構造分野における学問・技術の中心的な役割を担う論文集とすることを目指し,独創的で水準が高く,学問・技術の進歩にとって有用な論文・報告を登載するとの方針に基づき,複合構造委員会論文集特集号編集小委員会(以下「編集小委員会」という)によって編集され,原則として年1回発刊(6月頃を予定)されています.
複合構造論文集の構成
本特集号は,複合構造の分野における以下のような原稿によって構成されています.
(1) 土木学会論文集に掲載されるにふさわしい内容を含む「論文」および「報告」
(2) 最先端の技術の体系化や今後の技術的発展に寄与する課題を系統的に挙げる「展望論文」
(3) 高い水準にある特筆すべき学術研究成果や技術的業績をあげた著名な研究者・技術者による「招待論文」
(4) 複合構造委員会で活動している各小委員会の活動成果をとりまとめた「委員会報告」
(5) 「論文」および「報告」に対する「討議」(第80巻14号については2024年11月30日まで受付け中)
論文・報告の掲載までのプロセス
「論文」および「報告」は,複合構造委員会が開催する「複合・合成構造の活用に関するシンポジウム」および「FRP複合構造・橋梁に関するシンポジウム」(以下,「シンポジウム」と総称する)に投稿・発表された原稿(土木分野のみ)を,その内容ならびに体裁を土木学会論文集としてふさわしいものに再構成して投稿された論文・報告です.ここで,「論文」および「報告」の定義は,土木学会論文集通常号(以下「通常号」という)における定義に準じています.
特集号への論文・報告の投稿には,著者本人の自薦による投稿とシンポジウム小委員会からの推薦による投稿とがあります.自薦の場合は,シンポジウム小委員会からの推薦の有無によらず,シンポジウム投稿原稿の著者自身が,再構成した原稿を作成し,投稿して頂きます.シンポジウム小委員会による推薦のプロセスは次の通りです.投稿された各シンポジウム原稿に対して適切な外部査読員をシンポジウム小委員会が選定し,まずは「事前査読」を実施します.事前査読の結果を参考にして,土木学会論文集に掲載される原稿としてふさわしい内容を含むものを,シンポジウム小委員会での審議によって選定し,事前査読の結果やシンポジウムでの討議内容をふまえて原稿を再構成することを推奨し,特集号への投稿をシンポジウム小委員会より推薦させて頂きます.
自薦・推薦を問わず,再構成して投稿された原稿は,編集小委員会にて通常号と同様の手順に基づいて,あらためて本査読に供され,厳しい査読過程を経て適切な修正が施された上で,J-STAGEへの掲載に至っています.
投稿要項
複合構造論文集(既刊)(J-STAGE)
- 第1巻(2014)
- 第2巻(2015)
- 第3巻(2016)
- 第4巻(2017)
- 第5巻(2018)
- 第6巻(2019)
- 第7巻(2020)
- 第8巻(2021)
- 第9巻(2022)
- 第79巻,14号(2023)
- 第80巻,14号(2024)
※2023年1⽉より⼟⽊学会論⽂集の構成が再編されたことに伴い,巻号が改められました。
問合せ先
公益社団法人 土木学会 複合構造委員会 論文集特集号編集小委員会 宛
E-mail: fukugou-ronbun@jsce.or.jp