環境水理部会 研究集会


環境水理部会研究集会2011 in 鳥取の報告
2011年度の研究集会につきましては、鳥取県にて予定通り実施されました(開催案内)。 殿ダム、斐伊川、宍道湖、中海等の現場見学および研究発表会では、有意義な意見交換ができました。ご協力いただいた、鳥取大学,国交省中国地方整備局の方々に感謝いたします。
1.日 時
平成23年7月7日(木)、8日(金)、9日(土)

2.場 所
ホテルウェルネスほうき路
〒683-0002 鳥取県米子市皆生新田3-22-12
TEL 0859-23-2880

3.参加者
総数38名(部会委員13名、一般参加 25名)

4.内 容
           
7月7日(木) 殿ダムの見学 (写真A1写真A2写真A3
鳥取大学乾燥地研究センター見学 (写真A4写真A5
 
7月8日(金) 江島大橋・大根島・本庄工区大橋川コミュニティーセンター (写真C1
宍道湖グリーンパーク (写真D1写真D2
斐伊川河口(災害復旧工事(鳥取西部地震)と植生護岸(ヨシ原再生)),中海下意東浅場造成事業
写真E1写真E2写真F1写真F2
飯梨川河口マッドランプ (写真G1
懇親会
 
7月9日(土) 研究発表会
写真H1(挨拶 井芹寧 前部会長)
写真H2(基調講演 徳岡隆夫 先生)
写真H3
写真H4(会場)
写真H5(集合写真)
写真H6(挨拶 二瓶泰雄 新部会長)
以下 発表会プログラム

原稿のPDFデータをまとめてダウンロードされたい方は、以下のリンクからダウンロードをお願いします。
原稿データを個別にダウンロードしたい場合には、以下のプログラムのタイトルのリンクからダウンロードをお願いします。

時刻 発表者 所属 タイトル
8:30-8:35 開会あいさつ
8:35-9:10 徳岡隆夫 島根大学名誉教授・
自然再生センター理事長
基調講演「汽水湖の自然史と NPOが目指す汽水湖(中海)自然再生」
9:10-9:24 櫻井寿之 土木研究所 貯水池からの土砂供給について
9:24-9:38 海野 仁 土木研究所 微細粒子土砂の粒度分布に関する比較実験
9:38-9:52 田代 喬 名古屋大学 集水域特性からみた土砂流出に関する一考察
9:52-10:02 武川一樹 東京理科大学 多摩川水系のウォッシュロード供給源に関する多角的検討
10:02-10:16 休憩
10:16-10:30 藤野 毅 埼玉大学 アジア(タイ)の大型ダムによる河川下流への環境影響・水生昆虫のゲノム解析
10:30-10:44 大槻順朗 東京理科大学 生存試験結果を用いた河口域リュウキュウアユ仔稚魚生息場評価
10:44-10:58 山室真澄 東京大学 堤防撤去と開削が本庄水域の物理環境と底生動物に与えた影響
10:58-11:12 井上徹教 港湾空港技術研究所 底面酸素輸送に対する非定常過程の重要性
11:12-11:26 松梨史郎 電力中央研究所 河川生態系予測モデルの構築
11:26-11:40 赤松良久 山口大学 沖縄本島における陸域負荷の変遷とその影響
11:40-11:54 新谷哲也 首都大学東京 環境流体計算と3次元可視化手法について
11:54-12:04 矢島 啓 鳥取大学 ダム貯水池の水温予測における長波放射量の推定
12:04-12:50 昼食
12:50-13:04 ハオ・アイミン 九州大学 太湖流域の人間活動が水環境に与える影響評価
13:04-13:18 三浦陽介 建設技術研究所 都市低平地河川・水域のヘドロ堆積汽水域での水環境の課題
13:18-13:32 森井 裕 建設技術研究所 中海・宍道湖の水質汚濁機構に関する考察
13:32-13:46 土屋十圀 前橋工科大学 河畔林や瀬・淵構造の生物生産の特性
13:46-14:00 崔 貞圭 鳥取大学 浦山ダムにおけるバイパス運用が植物プランクトンの生長に及ぼす影響
14:00-14:14 井伊博行 和歌山大学  同位体比を含む水質から豪州、ビクトリア州におけるワラビー川のデルタ地下水の海水、灌漑水、上流からの涵養水の混合比推定
14:14-14:28 休憩
14:28-14:38 安岡拓也 東京理科大学 市街地流域の水収支に及ぼす雨水浸透マスの設置効果
14:38-14:52 田井 明 九州大学 2010年10月奄美大島豪雨災害について
14:52-15:02 御厨 純 東京理科大学 複断面河道における流量観測精度向上のためのH-ADCP活用法の検討
15:02-15:16 谷口正伸 和歌山大学 大和川における画像解析を用いた窒素の形態変化についての解析
15:16-15:30 今村正裕 電力中央研究所 水生生物の抗酸化力測定
15:30-15:40 井芹 寧 西日本技術開発 河川付着藻類更新における、フラッシュ放流・クレンジング効果の簡易評価装置の検討〜付着藻類調査方法の課題〜
  二瓶泰雄 討論会「環境水理学とは?」 
  閉会挨拶