環境水理部会 シンポジウム


公開シンポジウム実施報告
「流域圏の物質輸送に関する実態評価の現状と課題」
〜陸域から内湾(湖沼)までを俯瞰的に理解する
第4回:漂流・着ゴミ−研究の最前線と今後の課題 〜
環境水理部会ではノンポイント汚染研究委員会(水環境学会)と合同にて上記表題のシンポジウムを、以下の通り開催しました.本シンポジウムの準備および開催にご協力いただいた関係者各位に御礼申し上げます.

1.日時
平成25年12月12日(木) 13:00〜17:40

2.場所
首都大秋葉原キャンパス・ダイビル12F

3.講演者

開会挨拶 角哲也(環境水理部会長・京都大学)
趣旨説明 日向博文(国土技術政策総合研究所)
 
司会:赤松良久(山口大学)
PART1 研究最前線−化学汚染
(1)インターナショナルペレットウォッチ:
   化学汚染物質の輸送媒体としての海洋プラスチック
高田秀重(東京農工大学)
(2)化学汚染物質の輸送媒体としての漂流ゴミ/ プラスチックごみ由来の重金属定量 中島悦子(高知県梼原町)
 
司会:横山勝英(首都大学東京)
PART2 研究最前線−輸送動態
(1)東アジア海域における海ゴミ輸送の実態 加古真一郎(鹿児島大学)
(2)河川からの沿岸へのフラックス 二瓶泰雄(東京理科大学)
(3)出水時における流木の発生 〜平成24年7月の九州北部豪雨について〜 矢野真一郎(九州大学)
(4)海岸漂着ゴミの滞留時間と海岸清掃の効果 片岡智哉
(国土技術政策総合研究所)
 
司会:日向博文(国土技術政策総合研究所)
PART3 今後の課題と方針
(1)漂流漂着ゴミ対策−国内・国際的な視点から 多田佐和子
(環境省・海洋環境室)
(2)広域的、地域的な視点からみたNGO/NPOが担う役割 金子博(JEAN)
(3)漂流漂着ゴミ対策−今後の研究の方向性 磯辺篤彦(愛媛大学)
 
総合討論
閉会挨拶 重松孝昌(大阪市立大学)


以上