土木学会・土木計画学研究委員会
土木学会重点課題として平成16年度に実施した調査研究のまとめとしての議論を土木学会全国大会にて行います。
土木計画学研究委員会の委員兼幹事を中心に10数名の検討会メンバーが中心となり、2004年度に活動した結果の総集編です。社会基盤整備を伴う公共政策の計画から施設の設計・施工・維持管理・持続的運営マネジメントシステムなどを一体とした役割を担う技術者を「公共政策デザイナー」と呼び、そのような技術者の教育体系が必要であるかどうか、そしてそのような教育を受けた人が活動できる場や役割が社会にあるかどうかについて検討してきました。活動において、7回の検討会の開催、2回の講習会の開催、アンケート調査の実施、そして土木学会森地会長へのヒアリングを行っています。
公共政策を行うときその価値議論をまとめ事業全体を見渡せるコーディネーターが必要かどうか、土木技術者がそれを担うべきかどうか、そのような技術者を育てるためにはどのような教育が今後必要なのか、などについて1年間の検討成果をベースに議論させていただいたいと考えています。新しい土木技術者の展開に繋がる話題であり、ぜひご参加くだいますようお願い申し上げます。ご所属の方々や関係者にも出席を呼びかけていただければ幸いです。
以上
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