土木学会・土木計画学研究委員会

「休日・観光交通研究小委員会」の委員公募のお知らせ

 土木計画学研究委員会(委員長:岡田憲夫(京都大学))では「休日・観光交通研究小委員会」の設置にあたり,委員を公募いたします.休日交通・観光交通を取り巻く諸問題に関心をお持ちの方の積極的なご応募を期待しております.

1.設置の趣旨と活動内容

 本研究小委員会は,これまでの観光地交通研究に関する諸研究グループの活動経緯を踏まえての設置であるとともに,既設の交通需要予測技術検討小委員会(太田(東洋大学)委員長)で検討が始まった休日・観光交通にかかわる交通需要予測手法の検討が直接的な設立の契機になっており,その意味で,準備会メンバーによってこれまでも継続的な研究課題の取組みを自主的な研究会を中心に行ってきました.

 特に、近年、観光地における交通計画を考察するための環境が大きく変貌しつつあり、1)従来の休日・観光交通を対象とした計画手法(調査分析手法や需要予測手法など)を検証し、それら分析技法の体系的な再構成を試みるとともに、2)その上で近年あるいはこれからの社会経済環境変化のもとで新たに生じる休日・観光交通の諸課題に対応できる分析手法の開発が急務であることを鑑み、研究小委員会として活動を拡大することとなりました。

 主たる研究課題として、本小委員会の取組む課題は、以下の通りであり、休日・観光交通の需要予測・評価手法を中心とした分析技法に関する出版を行うことを本小委員会の使命と考えています。

  1.  休日・観光交通における計画課題の抽出と整理・体系化
  2.  休日・観光交通における計画手法(調査・現象分析・需要予測・評価)の提案
  3.  計画課題に対応した提案手法の有効性に関する実証研究
  4.  研究成果の公表:休日・観光交通調査分析手法の体系的整理

2.活動期間と方法

 平成18年4月から3年間を予定しています.小委員会の開催は年間数回とし,可能な限りE-mail等を利用して議論と情報交換に努めたいと考えています.旅費等の活動費の支給は行いません.また,研究部会を設置し,焦点を絞った議論と情報交換を行う予定です.

3.応募方法

 小委員会の委員または協力メンバーに応募を希望される方は,@氏名,A所属,B連絡先住所,電話番号,Fax番号,E-mailアドレス,C休日・観光交通研究のうちで関心のあるテーマと、それについてどのように取組みたいかを簡単に示したもの,を記した申込書(様式自由)をE-mailまたは郵送で下記の提出先までお送り下さい.なお,希望者多数の場合にはお断りや参加形態のご希望に添えないこともありますので,ご了承下さい.公募委員としての採否は、研究小委員会の準備会に一任させていただき、4月中に結果を通知いたします.

4.応募締切

 平成18年3月末日

5.申込書提出先および問い合わせ先

〒305-8573 つくば市天王台1−1−1
筑波大学大学院システム情報工学研究科社会システム・マネジメント専攻

岡本直久

E-mail:okamoto@sk.tsukuba.ac.jp

Copyright 2006. The Infrastructure Planning Committee, JSCE. All rights reserved.