下記の要領にて,二国間交流事業セミナー(オランダNWO/日本学術振興会)
「応用一般均衡分析と交通分析の統合に関する国際セミナー」
を,8月19日,20日に開催いたします.
セミナー参加費は無料となっております.是非ともご参加いただきますよう,ご案内申し上げます.
また,翌8月21日午後には,本セミナーと連動した,「交通社会基盤の国土・地域開発効果に関する国際シンポジウム」(主催:運輸政策研究所)を開催いたします.こちらも是非ご参加いただくようお願い申し上げます.
つきましては,ご参加をご希望される方は,
1.お名前
2.ご所属
3.ご連絡先
4.各イベントへの参加希望
8/19 セミナー ( 参加 ・ 不参加 )
8/19 懇親会 ( 参加 ・ 不参加 )※懇親会のみ参加費\2,000となっており
ます
8/20 セミナー ( 参加 ・ 不参加 )
8/21 シンポジウム ( 参加 ・ 不参加 )
を明記の上,下記受付アドレス
scge2009@csur.t.u-tokyo.ac.jp
まで,e-mailにてお申し込みください.
よろしくお願いいたします.
※なお,ご連絡いただいた個人情報はセミナーの運営にのみ使用し,他の目的では利用いたしません.
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記
二国間交流事業セミナー(オランダNWO / 日本学術振興会)
『応用一般均衡分析と交通分析の統合に関する国際セミナー』
主催:東京大学工学系研究科社会基盤学専攻インフラ経済財務研究室
共催:鳥取大学持続的過疎社会形成研究プロジェクト,東京大学工学系研究科グロー
バルCOEプログラム「都市空間の持続再生学の展開」,政策研究大学院大学政策研究科開発政策プログラム,RAEMLight協議会
(日本オランダ年2008-2009祝典記念事業)
本セミナーは,応用一般均衡モデルと交通モデルを統合した分析方法について,これらのモデル分析に関する研究を蓄積してきた,日本とオランダの研究グループが協働し,モデル分析への理解を深めることを目的としています.本セミナーでは,現在開発されているモデルのレビュー,分析に利用されるデータ,応用一般均衡モデルと交通モデルのそれぞれにおける行動原理の整理,定式化方法の整理,最新の推定手法の整理などについて話題提供されます.また,モデルの実務的な適用事例を紹介する「コンピュータセッション」を設け,各研究グループがデモンストレーションを行います.
日時:平成21年8月19日, 20日
会場:東京大学,山上会館
(http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html)
プログラム(案)
※セミナーでの講演は英語です.
※コンピュータセッションでは,適宜日本語での口頭説明や日本語資料を準備する予
定です.
※セミナー1日目終了後に会場内にて懇親会(参加費\2,000)を開催します.
平成21年8月19日
10:00-10:30 セミナー趣旨 Jan OOSTERHAVEN (Groningen University)
10:30-11:30 基調講演: 森地茂 (政策研究大学院大学)
日本における空間的発展と交通インフラ
[セミナーセッション:これまでの知見の整理]
11:30-12:00 小池淳司 (鳥取大学)
準動学的SCGEモデルの東アジアにおける高速鉄道プロジェクトへの適用
12:00-12:30 石倉智樹 (東京大学)
日本におけるSCGEモデル発展:概観
12:30-13:00 Olga IVANOVA (TNO)
費用便益分析のためのネットワーク均衡モデルとSCGEモデルの結合
13:00-1400 昼休み
1400-1630 コンピュータ・セッション
Part I 14:00-15:00
Part II 15:30-16:30
16:45-17:15 Johannes BROCKER (University of Kiel)
欧州の交通政策分析のためのCGEuropeモデル:理論と応用
17:15-17:45 Jan OOSTERHAVEN (Groningen University)
インフラの経済効果分析において交通市場,生産物市場,労働市場を独立にモデル化することの問題点
17:45-18:15 宮城俊彦 (東北大学)
動学的SCGEモデルの基本的枠組み
18:30-20:30 懇親会
平成21年8月20日
[セミナーセッション:産業連関表と交通データ]
10:00-10:30 井原健雄(北九州市立大学)
空間経済学の展開という視点からの産業連関表の再考
10:30-11:00 石川良文(南山大学)
SCGEモデルおよび交通分析のための産業連関表と関連統計データ
11:00-11:15 休憩
11:15-11:45 Chris DE BLOIS (Central Statistics Bureau, The Nederlands),
Henri L.F.DE GROOT (VU University Amsterdam),Gert-Jan LINDERS (VU University Amsterdam)
オランダにおける交通統計と貿易統計の連結
11:45-12:15 Mark THISSEN (Netherland Environmental Assessment Agency),
Frank van OORT (Netherland Environmental Assessment Agency, University of Utrecht)
ノンサーベイ手法によるNUTS 2ゾーニングでの欧州多地域産業連関表の構築
12:15-13:30 昼休み
[セミナーセッション:SCGE分析の展開]
13:30-14:00 細江宣裕(政策研究大学院大学)
生産性ショック下の食料安全保障分析
14:00-14:30 横松宗太(京都大学/東京大学)
長期的交通政策分析のための確率的動学CGEアプローチ
14:30-15:00 吉田雄一郎(政策研究大学院大学)
次善の高速道路政策について
15:00-15:15 休憩
[セミナーセッション:理論的課題と実践的課題に関する研究展望]
15:15-15:45 Lori TAVASSZY, Kees Ruijgrok (TNO, Radboud University Nijmegen )
物流モデルとSCGEモデルの統合
15:45-16:15 Mark THISSEN, Gusta Renes (Netherland Environmental Assessment Agency)
SCGEモデルにおける住宅市場
16:15-16:45 小林潔司(京都大学)
東アジア経済統合に対するSCGEモデリング:メリッツ・アプローチによる
16:45-17:15 セミナー総括 上田孝行(東京大学/政策研究大学院大学)
コンピュータ・セッション(実務的応用事例)出展予定者
三菱総合研究所(土谷和之)
日本における国際コンテナ港湾プロジェクト評価のためのSCGEモデル
三菱総合研究所(土谷和之)
台湾における高速鉄道プロジェクト評価のためのSCGEモデル
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(右近崇,遠香尚史)
西日本における高速道路建設プロジェクト評価のためのSCGEモデル
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(宮下光宏),鳥取大学(小池淳司)
中央リニア新幹線プロジェクト評価のためのSCGEモデル
計量計画研究所(樋野誠一,剣持健,毛利雄一)
新経済地理学に基づくCGEモデルの首都圏高速道路プロジェクト評価への適用
価値総合研究所(山崎清,小林優輔)
RAEM Lightの首都圏高速道路プロジェクト評価への適用
価値総合研究所(山崎清,小林優輔),東京大学(石倉智樹),国土技術政策総合研究所(丹生清輝)
羽田空港再拡張に伴う首都圏国際物流変化分析へのRAEM-Lightの応用
復建調査設計(佐藤啓輔),鳥取大学(小池淳司)
RAEM Lightによる地域道路ネットワーク整備評価への応用 -効率性と地域間公平性-
システム科学研究所(塩士圭介,伊藤秀昭),復建調査設計(佐藤啓輔),鳥取大学(小池淳司)
新規道路の供用が地方部の観光産業に与える影響の分析
山梨大学(武藤慎一),東京大学(上田孝行)
CUE-CGE統合モデルによる大規模地震災害の被害評価
長岡技術科学大学(土屋哲),京都大学(多々納裕一)
大規模地震災害による産業部門影響評価へのSCGEモデルの適用
TNO (Olga IVANOVA)
RAEM 3.0モデルについて
Tottori University (Atsushi KOIKE) and TNO (Lori TAVASSZY)
コンテナ貿易とネットワークモデル
TNO (Walter MANSHANDEN and Lori TAVASSZY)
気候変動影響評価へのRAEMの適用
TNO (Lori TAVASSZY and Kees RUIJGROK)
統合物流評価のための戦略的モデル(SMILE)
Netherland Environmental Assessment Agency (Mark THISSEN, LIMTANAKOOL and HILBERS)
ロードプライシングと集積の経済-オランダにおける間接効果推定のための新たな手法-
Netherland Environmental Assessment Agency (Mark THISSEN, HILBERS and COEVERING)
集積効果分析における二地域モデルとフルネットワークモデル
お問い合わせ先
上田孝行(東京大学/政策研究大学院大学): tueda@civil.t.u-tokyo.ac.jp
小池淳司(鳥取大学): koike@sse.tottori-u.ac.jp
石川良文(南山大学): yishi@ps.nanzan-u.ac.jp
石倉智樹(東京大学): ishikura@csur.t.u-tokyo.ac.jp
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「交通社会基盤の国土・地域開発効果」に関する国際シンポジウム
International Symposium on Spatial Impacts of Transport Infrastructure
2009年8月21日(金) 13:00-17:00 運輸政策研究所大会議室
2009 August 21 (Fri) 13:00-17:00 Institute of Transport Policy Study
主催(Organized by ):運輸政策研究所 (ITPS)
話題提供者(Speakers)
日本:Japan
上田孝行 (東京大学/政策研究大学院大学) Takayuki Ueda (The University of Tokyo/ GRIPS)
「シンポジウムの視野」Scopes of the Symposium
山口勝弘(国土交通省) Katsuhiro Yamaguchi (Ministry of Land Infrastructure and Transport)
「日本の高速交通政策」 High Speed Transport Policies in Japan
森地 茂 (運輸政策研究所/政策研究大学院大学) Shigeru Morichi (ITPS/GRIPS)
「国土構造の未来と高速交通」Futures of Nation-wide Spatial Structure and High-Speed Transport
小池淳司 (鳥取大学) Atsushi Koike(Tottori University)
「交通投資と地域間公平」 Transport Investment and Inter-regional Fairness
韓国:Korea
韓国交通研究所 Korean Transport Institute
「韓国における高速交通の国土・地域開発効果」
台湾:Taiwan
行政院経済建設委員会 Council for Economic Planning & Development, Executive Yuan
「台湾における高速交通の国土・地域開発効果」
欧州:Europe
Jan Oosterhaven(Groningen University, Netherland)
Spatial Economic Impacts of High-Speed Transport Network in EU
Johaness Brocker(Kiel University, Germany)
Economic Modeling of Spatial Impacts of Transport Investment in EU
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