2009年07月29日-31日 国際会議(DTA2010:2010/7/29-31)
2010年7月29日から31日まで,岐阜県高山市にて開催予定の国際会議「The Third International Symposium on Dynamic Traffic Assinment」(DTA2010)について,ご案内をさせていただきます.
交通ネットワークを評価する際に必要不可欠な方法論のひとつとして「交通ネットワーク配分」は長いあいだ交通工学における主要な研究テーマとなっていました.これまで多くの研究成果が蓄積されてきている一方,交通流の動的な特性を明示的にとりあつかう「動的配分」についてはまだ研究は発展途上であり,多くの重要な問題が未解決で残されています.
このような状況において,もっぱら動的配分の理論や方法論に関する最新の研究について議論をかわす場として,動的交通量配分にかかわる国際シンポジウムが,2006年に英国リーズ大学 David Watling教授をはじめとしたグループにより企画されました.続いて2回目が2008年にベルギー・ルーベンカトリック大学で開催され,そして,第3回は日本国内で開催することが決定しました.
この国際会議は動的配分に関するテーマをインフォーマルな空気のなかで議論することを目的としています.過去2回の会議では,国際的に著名な研究者や若手の研究者を含む多くの方々が参加し,活発な議論がかわされました.
今回は国内開催ということもあり,動的交通量配分の研究を行っている,また興味のあるわが国の多くの方々に論文投稿およびご参加をいただければと考えております.詳細につきましては,下記のホームページをご覧ください.
(Call for Papersもこちらに掲載されています)
http://www.research.kobe-u.ac.jp/eng-transurb/DTA2010/
ご質問などございましたら,井料(iryo@kobe-u.ac.jp)あてお知らせください.
敬具
DTA2010 Local Organizing Team
桑原雅夫(東京大学),倉内文孝(岐阜大学)
中山晶一朗(金沢大学),井料隆雅(神戸大学)