日時:11月1日(日)13:00-17:00
場所:恵那市役所第会議室
(岐阜県恵那市長島町正家一丁目1番地1 0573-26-2111 JR恵那駅より徒歩10分)
主催:恵那市・土木学会 土木計画学委員会
交通まちづくり委員会&地域のための景観マネジメントWS
協賛:明知鉄道
趣旨:
電車に乗れば靴をぬいでシートに膝立ちになり、窓にしがみついて流れる景色に目を見張る。こんなことをするのは子どもだけなのでしょうか?
いやちがいます。普段窓の外など見ない貴方。岐阜県恵那市の明知鉄道にご乗車ください。靴は履いたままでも、窓にへばりつきたくなります。そんな素敵な車窓風景が楽しめる明知鉄道ですが、ローカル線の宿命か、乗客は減少し、人々の日常生活とはどんどん離れています。また眺められる地域の風景のほうも、車窓からの熱い視線を感じなくなったせいでしょうか、元気がありません。
岐阜県恵那市は、現在「まちの将来ビジョンをビジュアルに表現したもの」としての景観計画策定に取り組んでいます。その中の一つの鍵となるのが市の南半分を貫ぬく明知鉄道です。自立心の強い個性あるまちをつなぐ鉄道を活かして、合併後の地域イメージの再構築と地域間連携を強化していこうと考えています。そのためには、鉄道から見る風景、鉄道を見る風景、この双方のまなざしを丁寧に考える必要があります。
この度のWSでは、明知鉄道周辺風景についての学生および地域住民の様々な認識や思いに関するデータを提示しながら、パネリストの方々にも明知鉄道にご乗車いただき、明知鉄道および日本各地に存在するローカル線の移動風景を活かした地域マネジメントの方向性を探っていきます。
プログラム:
13:00 オープニング 恵那市挨拶
13:10 趣旨説明(早稲田大学 佐々木葉)
13:20 明知鉄道の歴史と概要・現状の取り組み(明知鉄道 今井専務)
13:40 明知鉄道の心象風景(佐々木繁典氏 恵那市岩村在住)
14:00 明知鉄道乗車体験(学生)
14:20 休憩
14:30 ディスカッション
進行:佐々木葉
パネリスト:原田昇(東京大学)・羽藤英二(東京大学)・佐々木邦明(山梨大学)・出村嘉史(岐阜大学)・山口敬太(京都大学)・佐々木繁典(前出)
16:00 休憩
16:30 明知鉄道の移動風景再生のための提案発表
16:45 会場、市民からの意見
17:00 閉会
なお、当日明知鉄道に乗車希望の方は以下のスケジュールを用意しております
ので、佐々木までご連絡ください。
9:27 恵那駅発 明知鉄道乗車 終点 明智駅10:16 着
マイクロバスにて、駅周辺など立ち寄りながらWS会場に移動。
明知鉄道運賃670円は各時ご負担ください。バス代不要。希望によりお弁当手配します。
明知鉄道URL
http://www.aketetsu.co.jp/