地域公共交通活性化・再生法の施行や、現在策定中の交通基本法など、わが国の地域公共交通政策は大きな転換点にあります。本セミナーは、路線バス、コミュニティバス、デマンド型交通、高齢者・障害者専用のSTサービスや移送サービス、タクシーなどの特徴を示し、計画の考え方を示した『生活支援の地域公共交通』(学芸出版社/第35回交通図書賞受賞図書)の内容を踏まえ、これからの地域公共交通計画に関する論点を議論する予定です。
記
1.日 時:2010年6月22日(火) 午後1時30分~午後5時30分
* 開場 午後1時15分
2.場 所:キャンパスポート大阪 ルームD/E(大阪市北区梅田1-2-2-400 大阪駅前第2ビル4階 http://www.consortium-osaka.gr.jp/about/access.html)
3.参加費 :3,000円(参加者には生活支援の地域交通の本付きです)
4.申込方法:お名前ご所属をメールにお書きいただき、下記までお申し込みください。なお、お支払いは当日受付でお願いします。
メール・アドレス:kajikawa@civil.eng.osaka-u.ac.jp
5.主催:障害者・高齢者交通問題研究会(代表 秋山 哲男)
共催:交通エコロジー・モビリティ財団、日本福祉のまちづくり学会(観光まちづくり委員会)
6.プログラム
1:30~
あいさつ セミナーの開催の意義と「生活支援の地域公共交通」の構成
秋山 哲男(前 首都大学東京 教授)
第 1 部 生活支援の地域公共交通 (午後1時40分~午後4時00分)
計画編1:40~2:40
(1) なぜ地域公共交通計画が必要か? 吉田 樹(首都大学東京 助教) 20
(2) 過疎地域の計画 吉田 樹(首都大学東京 助教) 15
(3) 生活支援交通計画の手順 猪井 博登(大阪大学 助教) 25
休憩10分
交通手段編2:55~3:45
(4)コミュニティバス・デマンド交通 竹内 龍介(八千代エンジニアリング)25
(5)STサービス 秋山 哲男(前 首都大学東京 教授) 25
質疑:20分
休憩10分
第 2 部 地域公共交通のこれから (午後4時15分~午後5時15分)
コーデネーター:猪井
「活性化再生法・交通基本法とバス交通課題 」鼎談
松本幸正(名城大学・教授) 三星昭宏(近畿大学・教授) 秋山哲男
閉会 5:30
問い合わせ先:大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻 猪井博登(06-6879-7610 inoi@civil.eng.osaka-u.ac.jp)