主催:都市間交通研究会 (代表 奥村誠(東北大学 教授))
日時:平成22年9月15日(水) 13:00 ~ 9月16日(日) 18:00
場所:政策研究大学院大学
(東京都港区六本木 7-22-1,六本木駅 徒歩5分,乃木坂駅 徒歩5分)
対象:都市間交通研究に興味のある学部生・大学院生
参加費:無料 (ただし,15日の懇親会費は徴収(3,000~4,000円程度))
申込み:8月13日(金)までに,政策研究大学院大学 日比野直彦(hibino@grips.ac.jp)あてに,氏名,所属,学年,連絡先アドレス等を,メールでお知らせください.
趣旨:産業活動のグローバル化が進む中,日本においても経済活動はひとつの都市の中では収まらなくなり,多くの人々が業務のために国内外の都市間を移動しています.
国内航空や新幹線のサービス向上や高速道路網の地方部への進展により,これまでは行きにくかったような観光地にも,安価に気軽に出かけられるようになってきました.
一方で,インターネットの普及により企業では出張業務が減少しており,人口の本格的な減少と相まって,国内の旅客流動は減少するという予測もあり,現在構想されている新幹線のさらなる整備が本当に必要か?という問いに対しても,確定的な答えがあるわけではありません.このような問題を考えるためには,都市間交通の分析や研究を強化していくことが必要ですが,歴史的に蓄積のある都市交通計画に比べると,まだまだ十分な研究が行われているとは言えません.それは調査が難しく,十分なデータが収集されていなかったことの他,便の頻度がサービスのレベルを大きく作用していること,旅行者が必ずしも完全な情報を持って行動していないことなどに起因して,都市交通計画で使われているモデルをうまく適用できなかったことが原因となっています.
本セミナーでは,このような都市間交通の特徴,利用できるデータの特徴を紹介し,講義,実習を通して,都市間交通に興味のある学生諸君の研究活動をアシストすることを目的としています.ぜひ奮って参加をしていただきますよう,よろしくお願いします.
* 詳しい講義内容等は未定.
* 自分のノートPCを持参できる人は,お持ちください.