環境共生のまちづくり-クロツラヘラサギのいる風景とそのデザイン-

日 時:2010年9月17日(金)18時~21時(17時より開場)
場 所:あいれふ10階講堂(福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号)
    http://www.kenkou-fukuoka.or.jp/access/
・定員120名/申込み不要(先着順)/参加費無料/逐次通訳

趣 旨:
福岡市民の親しむ博多湾に,世界的に貴重な鳥「クロツラヘラサギ※」が飛来していることをご存じだろうか.現在,人々の暮らしとともに自然や生物の多様性を考慮した「環境共生」への取り組みが世界各地にて重要視されている.本シンポジウムでは,コミュニティの再生と環境デザイン分野において世界的に著名なランドルフ・T・ヘスター,マーシャ・マクナリー両氏を招き,今後の福岡における環境共生のまちづくり・風景づくりのあり方について考えてみたい.

プログラム:
18:00-19:20
・開会あいさつ,趣旨説明
 -柴田 久(福岡大学准教授)
・「博多湾のクロツラヘラサギの現状」
 -松本 悟(ウェットランドフォーラム)
・ 招待・基調講演
 「共生の空間構成"台湾・韓国におけるクロツラヘラサギ保護の事例を中心に"」
 -ランドルフ・T・ヘスター (カリフォルニア大学バークレイ校 環境デザイン学部名誉教授)
 -マーシャ・マクナリー(カリフォルニア大学バークレイ校 環境デザイン学部特任教授)

19:30-20:30
・パネル・ディスカッション「福岡における環境共生のまちづくりを考える」
 -パネリスト:ランドルフ・T・ヘスター(前掲)
        マーシャ・マクナリー(前掲)
        松本 悟(前掲)
        馬場崎正博(環境コンサルタント)
 -司会進行 :柴田 久(前掲)
・質疑応答
(21:00 閉会)

→詳細については添付のフライヤーをご覧下さい.

※シンポジウム終了後に懇親会(会費制)を予定しておりますので,こちらも奮ってご参加ください.

主催:福岡大学工学部社会デザイン工学科 景観まちづくり研究室
後援:風景デザイン研究会

問い合せ先:石橋知也・高田彩乃
 e-mail:tomoya@fukuoka-u.ac.jp
 Tel:092-871-6631(内6484) Fax:092-865-6031(共通)

※クロツラヘラサギ Black-faced Spoonbill について
東アジアを中心に約2300羽しか確認されていない絶滅危惧種の鳥.
現在,韓国,台湾を中心に最も熱心に保護が求められている.
越冬期に福岡周辺の河口や干潟にも50~100羽が飛来する.

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