国際シンポジウム-ITS施策によるCO2削減効果評価-

交通におけるエネルギー効率と二酸化炭素排出削減に関する共同研究タスクフォース(Joint Research Task Force on Energy Efficiency and CO2 Emission Reduction in Transport)は、高度道路交通システム(ITS)施策による二酸化炭素排出削減に関する国際シンポジウムを開催いたします。この取り組みはNEDOのエネルギーITS 推進事業として実施しており、経済産業省と欧州委員会の支援を受けています。

今回のシンポジウムでは、以下の分野における国別および国際協力の成果が発表されます。

・ 二酸化炭素削減に適応可能なITS施策
・ 交通シミュレーションと排出モデリングの組み合わせ
・ モニタリング装置としてのプローブカーの有効性
・ 検証手法のハーモナイゼーション
・ 交通関連データの国際データウェアハウス

この秋、世界中から東京に集まる専門家の皆様の間で、実り多いディスカッションが行われることを楽しみにしています。

■ 会場 桜楓会館2号館4階(日本女子大学内)
■ 日時 平成22年10月22日 11時00分~18時00分
■ 参加費 無料 ※同時通訳

■ プログラム
11:00 - 11:10 開会にあたって
 東京大学生産技術研究所 教授 桑原 雅夫
 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 理事 植田 文雄
11:10 - 12:00 日米欧各政府から見た効果評価への期待
Dr. R. Bertini (米国運輸局),
 Mr. J. Jaaskelainen (欧州委員会)
 辻本圭介氏 (経済産業省)
12:00 - 12:45 基調講演~エミッションモデリングについて
 米国カリフォルニア大学リバーサイド校教授 Dr. M. Birth
12.45 - 14:00 昼食休憩
14:00 - 14:05 効果評価タスクフォース概要紹介
 (財)日本自動車研究所 主管 米沢 三津夫
14:05 - 15:35 日米欧でのタスクフォース活動結果紹介
1. ITS施策及び評価のためのリファレンスモデル
 カリフォルニア・パス(米国) Dr. W.-B. Zhang
 (株)アイ・トランスポート・ラボ 代表取締役 堀口 良太
2. 交通流モデル
 (株)アイ・トランスポート・ラボ 代表取締役 堀口 良太
3. CO2排出量モデル
 (財)日本自動車研究所 主管 平井 洋
4. プローブモニタリング
 INRETS(フランス) Dr. N.-E. El Faouzi
 (株)アイ・トランスポート・ラボ 代表取締役 堀口 良太
5. 検証手法
 東京大学 講師 田中伸治
6. 国際データウェアハウス
 東京大学 特任講師 Dr. M. Miska
15:35 - 16:00 コーヒーブレイク
16:00 - 17:00 欧米での主要活動概要
 Key activity outlook from Europe and the United States
 Mr. F. Beek (ECOSTAND), Mr. B. Cronin (IntelliDrive), Ms. M. Pincus (AERIS)
17:00 - 17:45 パネルディスカッション
 パネラー: 各地域からの研究者と政府代表者
 Dr. R. Bertini, Dr. S. Shladover (米国),
 Mr. J. Jaaskelainen, Mr. F. Beek (欧州),
 NEDOメンバー: 首都大学東京 教授 大口 敬 (日本)
 進行役:東京大学生産技術研究所 教授 桑原 雅夫
17:45 - 18:00 閉会にあたって
 東京大学生産技術研究所 教授 桑原 雅夫

■ 関係機関
経済産業省
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
アイ・トランスポート・ラボ
東京大学生産技術研究所
財団法人 日本自動車研究所
(順不同)

■ 詳細・申し込み HPより申し込みできます。
   http://www.procomu.jp/jari2010/index.html

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