交通まちづくりの実践:そのデザインと制度設計を考える
主催:土木学会 交通まちづくり実践小委員会
日時:2011年3月6日(日) 1030-1700
場所:東京大学本郷キャンパス 工学部14号館141/144教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_15_j.html
参加費:1000円(資料代)
申し込み先:黒田由佳 東京大学工学部都市工学科
kuroda[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp
※不明な点がございましたら,羽藤<hato[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp>までお気軽に問い合わせください.
趣旨:交通まちづくりをめぐる状況は,縮退や低炭素時代を迎え大きく
変貌を遂げようとしている.従前の計画論における専門性を超え
て,制度,デザイン,主体のかかわりといった今までにない横断
的かつ本質的な議論が実践において求められていると言っていい
だろう.4回目を迎える交通まちづくり研究会では,その「実践」
に焦点をしぼり,デザイン,制度設計をめぐる諸相について掘り
下げた議論をWS形式で行うことを目的に開催する.
プログラム
1030-1040 はじめに 趣旨説明 原田昇(東京大学)
1040-1200 基調討議 交通まちづくりの実践
■交通基本法をめぐる制度設計とその展開
コーディネーター:原田昇(東京大学教授)
パネリスト :吉田樹(首都大学教授)
:谷口守(筑波大学教授)
:高山純一(金沢大学教授)
:山口勝弘(国土交通省交通計画課長)
1310-1510 第二部 個別WS 交通まちづくりの制度とデザイン
■WS1「地域の公共交通と制度設計を考えるWS」
コーディネーター:藤原章正(広島大学教授)
:菊池雅彦(国土交通省街路交通施設課専門官)
事例紹介:神戸市の交通まちづくり(三島功裕(神戸市都市計画総局課長))
概要:本WSでは,暮らしの交通まちづくりについて,高齢化が進む郊外
住宅や都心との関係性について,公共交通を中心に議論を展開す
る.神戸市における交通まちづくりの事例を中心に,広島の郊外
住宅の事例や,国土交通省の健康医療福祉都市構想を踏まえ,交
通まちづくりの実践に向けた考え方を整理したい.
■WS2「交通まちづくりのデザインとその実践を考えるWS」
コーディネーター:森本章倫(宇都宮大学准教授)
:小野寺康(EA協会事務局長)
事例紹介:岩国市の交通まちづくり(新階寛恭(岩国市都市整備審議官))
概要:本WSでは,第三回交通まちづくり研究会における日向駅の議論
を下敷きに,駅とまちづくりの関係性について交通まちづくりの
視点から,そのデザインと実践の取り組みについて考えたい.周
南市や岩国市の事例をもとに横断的な分野の専門家,研究者で議
論を展開する.
1530-1700 全体討議
コーディネーター:溝上章志(熊本大学教授)
パネリスト :藤原章正(広島大学教授)
:森本章倫(宇都宮大学准教授)
:小野寺康(EA協会事務局長)
:菊池雅彦(国土交通省街路交通施設課専門官)
おわりに 藤原章正(広島大学教授)
1700-1830 懇親会(141教室,会費:1000円)