早稲田まちづくりシンポジウム2011
風景の再生へ ―復興への道を歩む今、見えるものー

日時 : 2011年7月3日(日)10:30-17:40
場所 : 早稲田大学国際会議場

地震と津波によって一瞬にして変貌してしまった地域。そこにくらしてきた人々は言うまでもなく、訪れた人、報道映像に接した人たちも、皆その姿に 打ちのめされました。その一方で心を打つ光景も数多く報告されています。被災地は風景というものに深い問いかけをし続けています。そしてまた現 在、様々な人たちが復旧と復興に取り組んでいます。それらは、このあまりにも深い傷を負った風景の再生につながる行為であるといえます。
今回の早稲田まちづくりシンポジウムは、復興への長い道のりのなかにある今、風景をひとつの切り口として、私たちのまなざし自体を見つめ、さらに まなざす先の可能性を描きながら、様々な思いを胸にした人々による創発的議論の場となることを期待しています。

プログラム (敬称略)

Part1:被災地が風景に問いかけるもの

 10:30-10:40 開会挨拶 佐藤滋  (早稲田大学 教授・都市地域研究所所長)
 10:40-10:45 主旨説明 佐々木葉  (早稲田大学 教授)
 10:45-11:15 基調講演1 篠原修  (エンジニアアーキテクト協会代表)
 11:15-11:45 基調講演2 後藤春彦  (早稲田大学 教授)
 11:45-12:30 討議  篠原修・後藤春彦・佐々木葉

 12:30-13:30 休憩 & 学生演習作品パネルセッション

Part2:復興への道のり-今見えるもの、その先に描くもの-
13:30-15:30 3会場にて分科会形式

分科会1:記憶の継承を手掛かりとして  オーガナイザー:柳沢伸也(やなぎさわ建築設計室)
プレゼンテーター
鰺坂徹  (JIA再生部会長・㈱三菱地所設計)
岡田智秀 (日本大学 准教授)
兼子和彦 (㈱東京建設コンサルタント)
コメンテーター 有賀隆  (早稲田大学 教授)

分科会2:美しいくらしと生業の風景へ  オーガナイザー:田邊寛子(まちひとこと総合計画室)
プレゼンテーター
道合勇一(NPO法人体験村・たのはたネットワーク・田野畑村明戸地区自治会長)
三宅諭  (岩手大学 准教授)
益尾孝祐(㈱アルセッド建築研究所)
コメンテーター 上島顕司(国土技術政策総合研究所)・早田 宰(早稲田大学 教授)

分科会3:メディアとしての風景の可能性 オーガナイザー:佐々木葉(前掲)
プレゼンテーター
北澤聡宏 (国際航業㈱)
福屋粧子 (東北工業大学 講師)
コメンテーター 石川初(㈱ランドスケープデザイン)・島津翔(㈱日経BP)

16:00-17:20 統括議論 大ホールにて各分科会の報告を兼ねた全体議論
コーディネーター 佐藤滋(前掲)  各分科会より数名ずつ登壇
17:20-17:40 閉会にあたって 総括と展望 
戸沼幸市 (早稲田大学名誉教授・早稲田都市計画フォーラム名誉顧問)

17:40-19:00 懇親会 

後援:土木学会(CPD)・日本都市計画学会(CPD)・エンジニアアーキテクト協会・日本建築家協会・東京建築士会・日本建築学会・都市計画家 協会・自治体学会・建設コンサルタンツ協会・土木学会景観・デザイン委員会・稲門建築会

申し込み・連絡先:
早稲田大学創造理工学部社会環境工学科 景観・デザイン研究室
担当:高野 Tel:03-5286-3989 Email: matisympo2011@googlegroups.com
参加費:一般3000円 学生無料

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