http://bin.t.u-tokyo.ac.jp/model11/
概要:行動モデル夏の学校は,行動モデルの基礎と研究・実務への応用に関する専門知識の修得を目的に2002年から開催してきたものです.2日間の合宿形式で選択理論の基礎となる行動モデルについて,講義と演習を通じて修得することを目的としています.今回で第10回目を迎え,参加大学は名古屋大学,山梨大学,愛媛大学,東京工業大学,芝浦工業大学,東京海洋大学,広島大学,東京大学と全国に渡っています.今年も全国の土木・都市・建築系の学生のみなさんを対象に9/15-9/16に東京大学本郷キャンパスで開催します.
行動モデル夏の学校では,この分野で精力的に研究を進めている第一線の研究者による講義により,確率的意思決定モデルの基礎から実践的なパラメータ推定とシミュレーションスタディの方法を学びます.都市計画や交通計画,土木計画における立地選択,目的地選択,経路選択,交通手段選択などの様々な需要予測の中での位置づけと事例紹介を行ったうえで,道路空間の再配分や観光、中心市街地再生,マーケティングなどへの応用と,プローブパーソン調査などの新たな行動調査とデータプラットフォーム手法についての最新事例を2日間で学びます.
併せてグループワークによるプログラミング演習とモデリングの発表会を実施し,演習による知識の活用を通じて,行動モデルの基礎の修得をはかります.授業の後には,講師陣を交えた参加者同士の交流会も予定されており,例年同じテーマを研究する全国の学生の間でも知的な刺激を与えあっています.全国各地から行動モデル的アプローチにより今日的な公共政策問題に切り込んでいこうとする学生諸君,若手研究者の皆さんの参加を,私たちはお待ちしています.
申し込み先
学生事務局代表:植村恵里 uemura[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp
参加費 2500円(テキスト代・軽食代含む)
日程
9月15日(木)@東京大学本郷キャンパス工学部1号館15番/14番教室
10:30-11:00 受付
11:00-12:00 ガイダンス 羽藤英二(東大)
13:00-15:00 講義
講義1 行動モデルの基礎理論と推定手法 倉内慎也(愛媛大)/佐々木邦明(山梨大)
講義2 行動モデルの観測手法と応用事例 山本俊行(名大)/ 張 峻屹(広島大)
15:00-16:30 演習課題発表
16:30-19:00 グループ演習・講師陣によるエスキス
19:00-20:30 ウェルカムパーティー
9月16日(金)@東京大学本郷キャンパス工学部1号館15番/14番教室
9:00-12:00 グループ演習・講師陣によるエスキス
13:00-15:00 基調講義 「私と行動モデル」宮城俊彦先生(東北大学)
15:00-17:00 演習発表
17:30-19:00 講評と表彰
研究クリニック(講師陣が参加者に送って頂いた研究実務内容を講評します)
交流会
会場案内
アクセス地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
建物地図(工学部1号館): http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_02_j.html
(工学部14号館)