「長期的な社会基盤政策の評価分析に関する研究小委員会」委員公募のお知らせ

この度,土木計画学研究委員会において「長期的な社会基盤政策の評価分析に関する研究小委員会」(小委員長:小林潔司(京都大学))の設置が承認されました.
つきましては,本小委員会の委員公募をご案内させていただきます.
以下に,小委員会の設置の目的や研究内容,応募方法などを記載しております.
内容をご一読いただき,本研究小委員会の活動に積極的にご参加いただける方は,是非ご応募ください.

1.設置の趣旨

土木計画学は40年余りの歴史を重ね,その分析手法が確立されてきた.
しかしながら,これまでの土木計画学的手法の多く,特に数理計画法を援用したモデル分析では,概ね10年ないし20年程度の将来を念頭にしてきた.
一方,少子高齢化,財政問題,環境問題,食料問題,エネルギー政策など,われわれが直面している社会・経済リスクの多くが,より長期的な影響を含むことが指摘され
ている.そこで,2050年をターゲットイヤーとして,これまで蓄積された土木計画学的モデル分析をもう一度見直し,あらたな土木計画学におけるモデル分析のパースペクティブを再構築することを,小委員会の目的としている.具体的には,長期的な社会基盤政策を考える上で,これまでの方法論の限界を示したうえで,新たな理論的・実証的モデルを構築していく,ここで,その対象分野は,交通需要予測モデル,土地利用モデル,応用一般均衡モデルなどの既存モデルを対象として,新たな理論的・実証的モデルとして,これらを包括的かつ長期的分析に耐えうるように再構築することを考えている.

2.対象とする研究内容
・社会基盤政策に関する長期的な評価・分析に関する実務的研究ニーズの整理,および課題の発掘
・土木計画学分野における既存の評価・分析方法の検証,限界の整理
・包括的,長期的分析に耐えうる方法論のパースペクティブ再構築
など,本研究小委員会の趣旨に関連する話題について幅広く取上げていく方針である.

3.組織概要(公募開始時点)

委員長 小林潔司(京都大学)
幹事長 小池淳司(神戸大学)
幹事 堤盛人(筑波大学)
幹事 山崎清(株式会社価値総合研究所)
幹事 松島格也(京都大学)
幹事 石倉智樹(首都大学東京)

4.活動期間と活動計画

活動期間:平成24年度春大会から平成27年度秋大会まで
(委員会内規細則より,公募後に最初に開催される土木計画学研究委員会の日時から3年間)

活動計画:
・研究会の開催(年あたり数回)
・土木計画学研究発表会におけるスペシャルセッションおよび企画論文セッション
・ワンデーセミナー,シンポジウム

5.応募先・問い合わせ先および応募締め切り
応募連絡先:
長期的な社会基盤政策の評価分析に関する研究小委員会 
幹事 石倉智樹(首都大学東京)
iskr@tmu.ac.jp

------------(応募フォーム:以下の内容を返信ください)-----------
■お名前(ふりがな)
 
■ご所属
 
■ご所属住所
 
電話:
fax:
■メールアドレス
 
■これから行いたい関心のある研究内容・キーワード
 
■これまでの関連する研究内容・キーワード
 
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 平成24年 7月20日(金)締切

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