初秋の候,皆様におかれましては益々ご健勝の程,お慶び申し上げます.
近年,車載器やCANを活用したプローブ情報や,スマートフォンや各種計測機器を用い人々の状態や行動を把握するためのセンシング情報など,移動体による詳細なセンシング(ヒューマンプローブ)が可能になってきています.それらの情報は,ダイナミックに変化する人やモノの状況や行動,周辺環境をリアルタイムに把握できるだけでなく,適切に加工,蓄積し有効活用することで,都市生活や交通,環境などの諸問題の解決し,人々の暮らしをより豊かにする可能性があります.また,都市圏においては,車,鉄道,バス,自転車を中心とした様々な形態の移動手段(モビリティ)が都市インフラとして機能しており,新しいモビリティの創出によって,都市の形態や人々のライフスタイルを大きく変化させることが考えられます.
このような背景のもと,本シンポジウムでは,都市におけるモビリティおよびセンシングに着目し,都市生活,交通,スマートシティといった多角的・多面的な観点からヒューマンプローブの新しい展開について講演頂くとともに,様々な研究成果についてポスターセッションの場で議論します.
多くの皆様がご参会いただきますよう宜しくお願い申し上げます.
記
1.日時 平成24年11月16日(金)13:00~18:30 (受付開始:12:30)
2.場所 東京大学駒場第Ⅱキャンパス(生産技術研究所内)
An棟2階コンベンションホール
3.シンポジウムWebサイト
http://www.mcl.iis.u-tokyo.ac.jp/hpbsymp2012/
4.主催 電子情報通信学会 ヒューマンプローブ研究会
5.共催 東京大学空間情報科学研究センター
6.協賛 計測自動制御学会スマートセンシングシステム部会
情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム(UBI)研究会
情報処理学会高度交通システム(ITS)研究会
7.定員 120名 先着申込み順
8.参加費 一般:4,000円,主催・共催および協賛団体の会員:3,000円,
学生:2,000円
9.プログラム
13:00-13:10 開会挨拶 シンポジウム実行委員長 白石陽
13:10-14:10 「Understanding City Dynamics using Taxi Trajectories 」
Lead researcher at Microsoft Research Asia Dr. Xing Xie
14:10-15:00 「Challenges in Human-Centric Cyber-Physical Systems」
慶應義塾大学環境情報学部 教授 徳田英幸
<休憩 20分>
15:20-16:10 「センサデータとソーシャルメディアの統合による
リアルタイム状況認識の可能性」
国立情報学研究所 准教授 北本 朝展
16:10-17:00 「空間情報科学とヒューマンプローブ」
東京大学空間情報科学研究センター 教授 柴崎 亮介
17:10-18:30 ポスターセッション+懇親会(会場:An棟2階 ホワイエ )
10.シンポジウム参加申込み方法
シンポジウムWebサイトの参加申込みページよりお申し込み下さい.
申込〆切:2012年11月12日(月)
※座席の都合上,必ず事前にお申し込み下さい.
※定員(120名)になり次第締め切ります.
※申込〆切日以降のお申し込みは,直接当日受付までお越し下さい.
※申込後にキャンセルされる場合は,その旨,事務局までご連絡お願い致します.
11.ポスターセッション発表申込み(特に論文の提出は必要ありません)
どなたでも発表できます.多くの方の発表をお待ちしております.
①発表申込み締め切り: 2012年11月12日(月)17:00
シンポジウム参加申込みページにて,次の必要事項をご記入下さい.
発表タイトル,共著者の氏名・ご所属,発表概要(100字程度)
②ポスター優秀発表賞:
学生の発表レベル向上を図る目的で,ポスター優秀発表賞を設けます.
12.問い合わせ先
電子情報通信学会 ヒューマンプローブ研究会(http://ieicehpb.info/)
実行委員長:白石陽(公立はこだて未来大学)
幹事: 伊藤昌毅(鳥取大学)・薄井智貴(名古屋大学)
事務局 e-mail:symposium1116@ieicehpb.info