低炭素交通システムの必要性は言うまでもありませんが、そこにはガソリン自動車の高効率化や
電気自動車の利用促進から、公共交通や自転車への転換まで幅広い政策があります。
私どもの研究グループは環境省の環境研究総合推進費の採択を受け、電気自動車の利用促進に焦点
を当てながら、公共交通整備、建物エネルギーシステムとの連携、都市気象への影響評価、制度設計
とパブリックインボルブメントまで含めた、広い意味での低炭素モビリティデザイン研究を3年間に
わたって行ってきました。本セミナーはこの研究成果を分かりやすく発表するとともに、関係する
識者からの講演、パネルディスカッション、フロアとの討議を通して、今後の実務的、学術的展開を
目指していくものです。
□日時:2013年2月27日(水)13:00−17:20 (受付12:30-)
□場所:ウィンクあいち 1001会議室 (名古屋駅から徒歩5分)
□定員:100名(先着順)
□主催:環境研究総合推進費(課題番号E-1003 )研究グループ
研究代表 名古屋大学環境学研究科 森川高行
□共催:環境省
■プログラム(敬称略)
13:00−13:05 挨拶
13:05−13:35 基調講演1
「EV向け経路案内システムの開発及びエネルギー効果評価」
(北京交通大学 教授 姚 恩建)
13:35−14:05 基調講演2
「長崎県EV&ITSプロジェクトについて(仮題)」
(長崎県 産業労働部 政策監 鈴木高宏)
14:05−14:15 研究プロジェクト概要説明
14:15−14:30 成果報告1
「ライフスタイル(生活・交通行動)を考慮したパッケージ施策に関する研究」
(名古屋大学 エコトピア科学研究所 教授 山本俊行)
14:30−14:45 成果報告2
「低炭素交通システムにおけるエネルギー都市環境の総 合評価に関する研究」
(名古屋大学 環境学研究科 教授 奥宮正哉)
14:45−15:00 成果報告3
「低炭素交通システムの実現に向けた制度設計と合意形成 手法の開発」
(名古屋大学 環境学研究科 教授 竹内恒夫)
15:00−15:15 成果報告4
「低炭素交通システムを実現するモビリティデザインの 方向性に関する研究」
(日建設計総合研究所 安藤章)
15:15−15:30 質疑
15:30−15:45 休憩
15:45−17:15 パネルディスカッション「EVがもたらすエネルギーと生活進化の可能性」
モデレーター:名古屋大学 環境学研究科 教授 森川高行
パネリスト: 三菱自動車工業株式会社 執行役員 EVビジネス本部長 蓮尾 隆一
長崎県 産業労働部 政策監 鈴木高宏
中部電力株式会社
国立環境研究所 社会環境システム研究センター 主任研究員 松橋啓介
名古屋大学 環境学研究科 教授 竹内恒夫
17:15−17:20 挨拶
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