行事案内

第16回BinN研究セミナー 「交通の動的解析：その理論と応用を考える」

主催：BinN研究会（科研基盤A「ネットワーク上の交通行動を記述するためのデー
　　　タ統融合理論とその応用（代表：羽藤英二）
日時：2013年4月27日（土）1400-1720、場所：東大工学部14号館4階429会議室
申し込み先：羽藤英二[hato[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp]までお気軽にどうぞ

セミナー概要：都市社会基盤の維持管理やモビリティクラウドのような多様な交
通サービスの設計を行う上で、観測の不確実性と交通を構成する主体の相互依存
性が時間的にどのように進展していくかを考える必要がある。今回のBinN研究
セミナーでは、様々な都市・社会基盤データのリアルタイムな統融合とマネジメ
ントに向けた基礎理論の再構築に向けて、動的交通制御、波動動的解析、ロジス
ティクスと道路維持管理といった3つの話題について集中的な議論を試みる。こ
の分野で博士論文をまとめた若手研究者和田健太郎氏をお招きし、交通制御のメ
カニズムデザインについて基調講演いただくとともに、確率的構造解析の第一人
者である本田利器先生とロジスティクス研究の泰斗である兵藤哲郎先生をお招き
し、掘り下げた議論を展開したい。

プログラム：
1400-1520 基調講演
講演題目：情報効率的な動的交通制御メカニズムの設計：ネットワーク通行権取
引制度とそのインプリメンテーション
講演者 ：和田健太郎（東北大学）×討議者：柳沼秀樹（東京大学）

1530-1720 BinNレクチャー
レクチャー１：講師：本田利器（東京大学）×討議者：斉藤いつみ（NTT先端研）
不確定性を有する動的支配方程式を用いた確率空間の近似解法とその応用

レクチャー２：講師：兵藤哲郎（東京海洋大学）×討議者：今泉孝章（東京大学）
インフラ維持管理連動型ロジスティクスに向けた展望と課題