公開シンポジウム「環境・文化芸術まちづくり への処方箋~低炭素・アート・豊かなくらし~」

9月22日 (日)午後14時から、下記の通り、公開シンポジウム「環境・文化芸術まちづくり への処方箋~低炭素・アート・豊かなくらし~」を開催いたします。  まちづくりに必要な社会システムについて、都市計画、建築、エネルギー、交通、資源循環など、様々な分野の先生方のご研 究やご見解を一度にストーリー立てて聞くことができ、実都市への適用の方向性まで分かる機会となっております。

 ご参加いただけます方は、下記の申し込み方法にしたがってお申し込み下さい。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

                                       敬 具

                      名古屋大学大学院環境学研究科 林良嗣


                   記

【目 的】
環境と文化芸術性は,まちづくりの中心に据えられるべき中核的な要素である。まちは従来,環境や文化芸術性を研究する人 と,まちを計画し,設計する人が別々に分かれて仕事をしてきた。しかしながら,ヒートアイランドに喘ぐまちは,その原因となる都市気候を 理解した上で,将来の都市計画や街区計画がなされるべきである。また,設計されるべき街並みは,その場所で培われてきた文化・芸術をよく 分析し,配慮したうえでなされるべきである。問題の診断から処方箋や治療まで,一貫した情報を貫いてはじめて,良好な環境と文化・芸術性 にあふれたまちが創られ,そして維持される。本シンポジウムは,名古屋大学GCOE 「地 球学から基礎・臨床環境学への展開」がまちづくりの主題として取り上げてきた臨床環境学の思想に基づき,具体的な事例を取り上げ,その方 向性を議論しようとするものである。

【日 時】 2013年9月22日(日)14:00-19:00

【場 所】 愛知芸術文化センター12 階 アートスペースA
  会場へのアクセス案内:http://www.aac.pref.aichi.jp/facility /access.html
【主 催】 名古屋大学グローバルCOEプログラム「地球学から基 礎・臨床環境学への展開」
【協 力】 あいちトリエンナーレ実行委員会、環境省環境研究総合推進費1E-1105 「低炭素社会を実現する街区群の設計と社会実装プロセス」
【後 援】名古屋大学大学院環境学研究科・日本環境共生学会

【ご参加申し込み方法】
 9/22 名大GCOE シンポ事務局:名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻 吉田
電話:052-789-3431 E-mail:gcoe-art@urban.env.nagoya-u.ac.jp

※参加申込:氏名、所属、メールアドレスを明記 してお申し込みください.タイトルは、「9/22 シンポ申し込み」としてくだ さい。

【プログラム】司会進行:中村秀規
14:10 ? 15:40 第1部 基調講演<環境・文化芸術とまちづくり> (各30 分)

第1部 基調講演<環境・文化芸術とまちづくり> (各30分)
過去から現在,未来への社会のメカニズムの変化<診断>とこれからのまちづくりのあり方 <治療>についてのヒントを,シンポ趣旨説明を含めて診断側のGCOEプロジェク トリーダー林良嗣氏,治療側のあいちトリエンナーレ2013芸術監督五十嵐太郎 氏,都市のコンバージョン,日本橋や東日本大震災復興のまちづくりに携わる建築家宇野求氏の御三方からお話しいただきます.
・林良嗣:都市化の診断と治療~経済の時代か ら環境・文化芸術の時代へ~
・五十嵐太郎:国際芸術祭とまちづくり
・宇野求:未来のまちの作り方

<休憩>

15:50 ? 17:10 第2 部 取組事例報告<街並みから考える未来の暮らし>(各20分)

具体的な取り組み事例について,研究プロジェクト<診断>や実際のまちづくり<治療>に携わる専門家からその内容をご報告 します.

・藤村龍至:縮小社会のまちづくり
・村山顕人:コミュニティ・文化を支える空間づくりの処方箋
・加藤博和:はじめませんか?低炭素診断から考える魅力的なまちづくり
・吉田友紀子:環境配慮型診断とスマートコミュニティ

<休憩>

17:20-18:50  総合討論会  司会:吉田友紀子
これからの環境と文化芸術のまちづくりについて,その理想,およびそれを実践するための方法について議論します.


登壇者:(五十音順,敬称略)
五十嵐太郎,宇野求,加藤博和,黒田由彦,夏原由博,林良嗣,藤村龍至,村山顕人

18:50-18:55  環境学研究科長挨拶 久野覚

※パンフレットは下記アドレスからご覧いただけます。
■■環境・文化芸 術まちづくりへの処方箋~低炭素・アート・豊かなくらし~」■■
http://w3serv.nagoya-u.ac.jp/envgcoe/modules/events/index.php/conference_dom/view/449
                             

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