研究会「次世代インフラを巡る理論と観測の研究課題を考える」
主催 土木計画学とデータ小委員会主催(委員長: 藤原章正)
東京大学復興デザイン研究体
科研基盤Aネットワーク上の交通行動の統融合理論(代表:羽藤英二)
会場:東京大学工学部14号館 141講義室,日時:2013年9月20日(金) 1400-1730
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_15_j.html
参加費:資料代 2000円,参加申し込み:hato[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp
概要:都市・地域・国土計画における観測技術とデータの蓄積技術の進展と理論
モデルの開発は,次世代インフラに何をもたらすだろうか.本研究会では,基調
講演に土木構造物研究の世界的第一人者である藤野陽三先生をお招きして,オー
プンデータやモビリティクラウドのような新しいサービスアプリケーションの動
きが各国で加速していく中,私たちが暮らす都市,地域,国土の未来を見据えて,
次世代インフラを巡る理論と観測の研究課題をあらためて考えてみたい.
プログラム:
1400-1410
はじめに 委員長挨拶 藤原章正(広島大学)
14:10-1510
基調講演: 次世代インフラにおけるデータと理論を考える
藤野洋三(東京大学)×討議者 羽藤英二
概要:今後の都市社会基盤の計画,デザイン,マネジメントにおけるセンシング
とモデリング技術に着目して,次世代インフラ構築に向けた学問領域の研究テー
マについて,土木構造物と都市-地域-国土計画の実態を踏まえて掘り下げた議論
を行う.特に動的外乱に対する応答予測と振動制御といった構造力学の基礎理論と,
計測技術の進展に伴う確率的行動モデルの推定理論と政策制御に向けた基礎理論
の展開可能性を示したい.
1520-1720
討議: 計画と管制を巡る計測と計算を考える
概要: 都市・地域・国土計画における観測技術とデータおよびそこでに用いられ
る統計モデルの現状と課題について、測量、交通管制、都市計画,基盤需要予測,
防災といった各専門分野から話題提供頂き、次世代インフラのデータプラットフォー
ムとその基礎理論の研究課題について議論したい.
1. 都市交通計画における計算理論と観測技術に関する最新研究のレビュー
浦田淳司(東京大学)×柳沼秀樹(東京大学)×斉藤いつみ(NTT研究所)
2. 測量とデータの今とこれから
布施孝志(東京大学)×力石真(カーネギメロン大学)
3. GISにおける空間情報の応用とその課題
関本義秀(東京大学)×田名部淳(地域未来研究所)
4. 都市交通計画と社会基盤計画におけるデータとモデルの今後
中村英夫(国土交通省)×福田大輔(東京工業大学) ×佐々木邦明(山梨大学)
5. 交通管制と基盤管理における理論とデータの今後
北澤俊彦(阪神高速)× 井料雅隆(神戸大学)
1720-1730
おわりに 羽藤英二(東京大学)