東大 CSIS-i 第7回公開シンポジウム「モバイルデータの社会的な有用性と期待~ビッグデータ時代の安全なデータ利用に向けて」
第7回公開シンポジウム 「モバイルデータの社会的な有用性と期待
~ビッグデータ時代の安全なデータ利用に向けて」の御案内
新春の候,皆様におかれましては益々ご健勝のほどお慶び申し上げます.
近年,複雑化する都市空間の中で,大規模な人の流動を知りたい, というニーズが高まっています.商業施設の立地や大規模イベント, 広告などの経済活性化の面だけでなく,東日本大震災を始めとした大規模災害時 や交通渋滞時のリアルタイム対応等,公共的な利用側面も挙げられます. 昨年5月の新成長戦略の首相スピーチでも「GPSでとった移動情報等のビッグデー タは宝の山」という発言がありましたし,また,人間行動科学的な観点からの人 間の移動理論の解明に関する研究は,2000年代後半に入りNature等に掲載される ことも急速に増えてきました.
実際に,海外だけでなく日本国内でも携帯電話会社を中心に,携帯電話に関す る情報を利用した人々の流動状況を推定する取組やデータの流通が増えてきました. しかし,その一方で安全な形で自分の情報を取り扱って欲しいと言う個人情報に 関する意識も高まっており,両方のバランスを取りながら安全な形でデータ利用 を進めていくことが求められています.
東京大学空間情報科学研究センター「次世代社会基盤情報」寄付研究部門では, 2011年秋から「人の流れ研究会」を3~4ヵ月ごとに開催してきましたが,今回の シンポジウムでは生産技術研究所や土木学会土木情報学委員会と共催で, モバイルデータの社会的な有用性と期待に焦点を当て,公共的な利用側から期待 を語って頂くとともに,携帯事業者やセキュリティ関連の有識者側からも現在の 取組や今後の展望に関する話題提供を頂きます.さらに,今後解決すべき課題・ 展望等についてパネルディスカッションを行います.話題提供や懇親会等を 通じて,御参加の皆様との議論を深める良い機会となることを期待しております.
記
1.日時 平成26年1月28日(火) 13:20~18:30
2.場所 東京大学駒場第Ⅱキャンパス(生産技術研究所内)An棟2階コンベンションホール
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html(駒場第Ⅱキャンパスへのアクセス)
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html(キャンパス内配置図)
3.主催 東京大学空間情報科学研究センター「次世代社会基盤情報」寄付研究部門
東京大学生産技術研究所
土木学会土木情報学委員会
4.次第
13:20-13:25 挨拶 東大CSIS特任教授 山田晴利
13:25-13:35 本シンポジウムの狙い 東大生研准教授 関本義秀
【Ⅰ:防災・都市・交通への携帯データ活用の期待】
(司会:東大CSIS特任准教授 橋本拓哉)
13:35-13:55 「防災の観点から見たリアルタイムの状況把握の必要性」
内閣府 政策統括官(防災担当)付企画官(調査・企画担当)中込淳
13:55-14:15 「都市・まちづくりの観点から見たモバイルデータへの期待」
国土交通省 都市局都市計画課都市計画調査室長 中村英夫
14:15-14:35 「震災ビッグデータとマスコミからの期待」
NHK報道局報道番組センター社会番組部ディレクター 阿部博史
14:35-14:55 「道路交通の分析のための携帯データ活用の期待」
東北大学大学院情報科学研究科教授 桑原雅夫
14:55-15:15 「緊急時等における位置情報の取扱いに関する検討状況」
総務省 総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課
電気通信利用者情報政策室長 松井正幸
(休憩 15分)
【Ⅱ:民間企業の取組と個人情報活用に向けた検討状況】
(司会:東大CSIS特任准教授 中條覚)
15:30-15:50 「ドコモにおけるモバイル空間統計の取組」
㈱NTTドコモ 先進技術研究所 岡島一郎
15:50-16:10 「KDDIとコロプラにおけるモバイルデータ活用の取組」
KDDI㈱ (現在調整中)
16:10-16:30 「Agoopにおけるモバイルデータ活用の取組」
㈱Agoop代表取締役社長 柴山和久
16:30-16:50 「ビッグデータ時代に向けた個人情報保護法改正の検討状況について」 国立情報学研究所教授 佐藤一郎(IT総合戦略本部パーソナルデータ検討会・委員)
16:50-17:10 「自分のデータを積極的に活用する情報銀行の取組」
(現在調整中)
(休憩 10分)
【Ⅲ:講演者らによるパネルディスカッション】
17:20-18:20 「ビッグデータ時代の安全なデータ利用に向けた課題と展望」
コーディネータ:東大生研准教授 関本義秀
パネラー:講演者
18:20-18:30 閉会の挨拶 東大CSIS特任教授 山田晴利
18:30- 懇談会(会場:An棟 1階 カポ・ペリカーノ駒場店を予定) ※講演内容は急の事態等で変更になることがあります。
5.お申込みフォーム:URL:http://i.csis.u-tokyo.ac.jp/news/20140128/entry.html
※定員(250名程度)になり次第締切ります。※当日受付も可能ですが立見の可能性があります。
※参加費:1000円(資料代)、懇談会(参加無料)を予定しております。
※キャンセル等、お申込以外のお問合せにつきましては、下記事務局までお願いいたします。
寄付研究部門事務局:csis-i-office@csis.u-tokyo.ac.jp
(キャンセルされる場合は、その旨ご連絡よろしくお願いいたします。)
6.関連URL
東京大学空間情報科学研究センター「次世代社会基盤情報」寄付研究部門
第7回公開シンポジウム http://i.csis.u-tokyo.ac.jp/news/20140128/
なお、当日Ustreamでの中継を予定しています。
http://www.ustream.tv/channel/csisi-07
人の流れプロジェクト
http://pflow.csis.u-tokyo.ac.jp
以上
~ビッグデータ時代の安全なデータ利用に向けて」の御案内
新春の候,皆様におかれましては益々ご健勝のほどお慶び申し上げます.
近年,複雑化する都市空間の中で,大規模な人の流動を知りたい, というニーズが高まっています.商業施設の立地や大規模イベント, 広告などの経済活性化の面だけでなく,東日本大震災を始めとした大規模災害時 や交通渋滞時のリアルタイム対応等,公共的な利用側面も挙げられます. 昨年5月の新成長戦略の首相スピーチでも「GPSでとった移動情報等のビッグデー タは宝の山」という発言がありましたし,また,人間行動科学的な観点からの人 間の移動理論の解明に関する研究は,2000年代後半に入りNature等に掲載される ことも急速に増えてきました.
実際に,海外だけでなく日本国内でも携帯電話会社を中心に,携帯電話に関す る情報を利用した人々の流動状況を推定する取組やデータの流通が増えてきました. しかし,その一方で安全な形で自分の情報を取り扱って欲しいと言う個人情報に 関する意識も高まっており,両方のバランスを取りながら安全な形でデータ利用 を進めていくことが求められています.
東京大学空間情報科学研究センター「次世代社会基盤情報」寄付研究部門では, 2011年秋から「人の流れ研究会」を3~4ヵ月ごとに開催してきましたが,今回の シンポジウムでは生産技術研究所や土木学会土木情報学委員会と共催で, モバイルデータの社会的な有用性と期待に焦点を当て,公共的な利用側から期待 を語って頂くとともに,携帯事業者やセキュリティ関連の有識者側からも現在の 取組や今後の展望に関する話題提供を頂きます.さらに,今後解決すべき課題・ 展望等についてパネルディスカッションを行います.話題提供や懇親会等を 通じて,御参加の皆様との議論を深める良い機会となることを期待しております.
記
1.日時 平成26年1月28日(火) 13:20~18:30
2.場所 東京大学駒場第Ⅱキャンパス(生産技術研究所内)An棟2階コンベンションホール
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html(駒場第Ⅱキャンパスへのアクセス)
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html(キャンパス内配置図)
3.主催 東京大学空間情報科学研究センター「次世代社会基盤情報」寄付研究部門
東京大学生産技術研究所
土木学会土木情報学委員会
4.次第
13:20-13:25 挨拶 東大CSIS特任教授 山田晴利
13:25-13:35 本シンポジウムの狙い 東大生研准教授 関本義秀
【Ⅰ:防災・都市・交通への携帯データ活用の期待】
(司会:東大CSIS特任准教授 橋本拓哉)
13:35-13:55 「防災の観点から見たリアルタイムの状況把握の必要性」
内閣府 政策統括官(防災担当)付企画官(調査・企画担当)中込淳
13:55-14:15 「都市・まちづくりの観点から見たモバイルデータへの期待」
国土交通省 都市局都市計画課都市計画調査室長 中村英夫
14:15-14:35 「震災ビッグデータとマスコミからの期待」
NHK報道局報道番組センター社会番組部ディレクター 阿部博史
14:35-14:55 「道路交通の分析のための携帯データ活用の期待」
東北大学大学院情報科学研究科教授 桑原雅夫
14:55-15:15 「緊急時等における位置情報の取扱いに関する検討状況」
総務省 総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課
電気通信利用者情報政策室長 松井正幸
(休憩 15分)
【Ⅱ:民間企業の取組と個人情報活用に向けた検討状況】
(司会:東大CSIS特任准教授 中條覚)
15:30-15:50 「ドコモにおけるモバイル空間統計の取組」
㈱NTTドコモ 先進技術研究所 岡島一郎
15:50-16:10 「KDDIとコロプラにおけるモバイルデータ活用の取組」
KDDI㈱ (現在調整中)
16:10-16:30 「Agoopにおけるモバイルデータ活用の取組」
㈱Agoop代表取締役社長 柴山和久
16:30-16:50 「ビッグデータ時代に向けた個人情報保護法改正の検討状況について」 国立情報学研究所教授 佐藤一郎(IT総合戦略本部パーソナルデータ検討会・委員)
16:50-17:10 「自分のデータを積極的に活用する情報銀行の取組」
(現在調整中)
(休憩 10分)
【Ⅲ:講演者らによるパネルディスカッション】
17:20-18:20 「ビッグデータ時代の安全なデータ利用に向けた課題と展望」
コーディネータ:東大生研准教授 関本義秀
パネラー:講演者
18:20-18:30 閉会の挨拶 東大CSIS特任教授 山田晴利
18:30- 懇談会(会場:An棟 1階 カポ・ペリカーノ駒場店を予定) ※講演内容は急の事態等で変更になることがあります。
5.お申込みフォーム:URL:http://i.csis.u-tokyo.ac.jp/news/20140128/entry.html
※定員(250名程度)になり次第締切ります。※当日受付も可能ですが立見の可能性があります。
※参加費:1000円(資料代)、懇談会(参加無料)を予定しております。
※キャンセル等、お申込以外のお問合せにつきましては、下記事務局までお願いいたします。
寄付研究部門事務局:csis-i-office@csis.u-tokyo.ac.jp
(キャンセルされる場合は、その旨ご連絡よろしくお願いいたします。)
6.関連URL
東京大学空間情報科学研究センター「次世代社会基盤情報」寄付研究部門
第7回公開シンポジウム http://i.csis.u-tokyo.ac.jp/news/20140128/
なお、当日Ustreamでの中継を予定しています。
http://www.ustream.tv/channel/csisi-07
人の流れプロジェクト
http://pflow.csis.u-tokyo.ac.jp
以上