活動状況 (平成13年5月 13日更新)


1.活動方針

 当委員会では,今後の「更新」の時代において必要となる各種のマネジメント技術を具体的に検討し,発注者支援システムを提言していくことを目的としています。


2.活動趣旨

 最終成果の目標としては,「第3者がなすべき発注者支援システムの提言」です。  

そのために,発注者支援ツールであるValue ManagementやAsset Managementなどを中心にして欧米の事例を調査し,日本での適用に関しての問題点や課題を指摘します。

    また,発注者支援に関する話題提供を適宜実施するとともに,英国や米国への視察も並行して行い,情報収集を行います。

     そして,委員間の情報共有を図った後,指摘された課題や問題点に対しての解決策の提案を行っていきます。


3.今後の方向性

下記のWG活動により進めています。

WG1Value Management検討WGVMを根本にして発注者支援制度のガイドブックを作成する。)

WG2Asset Management検討WG(欧米の事例を収集し、リスク分析なども含んだCEとしての立場で検討を行っていく。)

      WG3:発注者支援システムの提言WG(第3者がなすべき発注者支援システムの提言など)

4.活動経過

4.1 委員会活動

 これまでの委員会活動状況は以下のとおりです。

@第1回小委員会(2000717日)、参加者10名、場所:弘済会館にて、

議題:今後の活動方針について

A第2回小委員会(2000825日)、参加者9名、場所:土木学会図書館講堂にて、

議題:欧米視察について、講演1PFIによるイギリスケンブリッジ庁舎再開発計画(ダヴィンチアドバイザーズ・田辺学明氏)」、講演2「日本におけるPMの推進状況(PMI・西 健氏)」

B第3回小委員会(2000111日)、参加者13名、場所:土木学会図書館講堂にて、

議題:今後の活動方針について、欧米視察について、講演「国際業務におけるトラブルの現状とその解決方法(大本俊彦建設プロジェクトコンサルタント・大本俊彦氏)」

C英国視察(20001211日〜1215日)、参加者5名、

訪問先:Innisfree社、CIRIA社、CBPPOveArup社、Highway Agency

D第4回小委員会(2001129日)、参加者9名、場所:土木学会図書館6号室にて、

議題:英国視察の報告、今後の活動方針について

E第5回小委員会(2001411日)、参加者7名、場所:清水建設釜a泉研究室にて

議題:講演「Asset Managementについて(中村第7小委員長)」,今後の活動方針について

F第6回小委員会(2001523日を予定)、場所:三浜ビル3号室にて

議題:今後の活動方針について(WG1WG2

 

4.2 新聞および雑誌投稿

(1) 建設通信新聞

「知を統べる技術 〜ソリューション アーキテクトの未来〜」

1部−@ 建設の終焉 〜コンサルタント崩壊〜,2000.12.5.

1部−A 逆境に備えを 〜公共事業はニュービジネス?!〜,2000.12.6.

1部−B 土木は主張する 〜Sustainable Constructionに向けて〜,2000.12.7.

1部−C 円盤形市場の到来 〜統知機能が産業革命を起こす〜,2000.12.8.

1部−D 建設第4の柱 〜マネジメント新時代〜,2000.12.12.

  第1部執筆者:中村裕司(アイ・エス・エス)

2部−@ 建設再考 〜イギリスの建設業界が熱い!〜,2001.1.23.

2部−A 建設維新 〜活性化するM4I&CBPP〜,2001.1.24.

2部−B 期間限定 完全な民営化 〜PFIの真実に迫る〜,2001.1.25.

2部−C 更新の時代 〜アセット・マネジメント〜,2001.1.26.

2部−D 顧客歓喜の発芽 〜マネジメント・コンサルタント〜,2001.1.30.

  第2部執筆者:松井謙二(建設技術研究所,Trinity College, Dublin客員研究員)

3部−@ 掛け声は進む=官 鈍い認識=民 〜性能基準の実現〜,2001.2.20

3部−A 発注・契約・入札制度の改革 〜「買う立場」への一歩〜,2001.2.22

3部−B DM/CM=事業執行管理 〜国民重視〜,2001.2.23

3部−C PM/FM=事業維持管理 〜アセット・マネジメント〜,2001.2.27

3部−D 合意形成と事業評価 〜国民へのサービス〜,2001.2.28

  第3部執筆者:保田敬一(ニュージェック)

「知を統べる技術 〜アセット・マネジメントを解剖する〜」

4部−@ 変化を先導する 〜21世紀の緊急指令 Asset Management〜,2001.3.6

4部−A 「建設」から「運用」に 〜新しいゲームの主役〜,2001.3.7

4部−B A/Mは「知の統合」 〜デザインする〜,2001.3.8

4部−C 官民共同 〜Asset Managementへの期待〜,2001.3.9

終  章 3つの寿命函数 〜デザインは死んだ〜,2001.3.13

  第4部執筆者:中村裕司(アイ・エス・エス)

 

(2) 建設オピニオン(20012月号) 維新の幕開け 「新生コンサルの時代」

5.第7小委員会より

よろしければ,活動の一助とするために,このホームページにアクセスする方からご意見を頂戴できれば幸いです。

「これからは更新の時代になります。これまでの”建設”コンサルタントではなく,”マネジメント”コンサルタントとして競争していくために,今何をしなければならないでしょうか?。」


 御意見・御提言をお待ちしております。

第7小委員会事務局


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