第13回 景観・デザイン研究発表会

日程

会場

2018年12月8日[土]−9日[日]発表会
2018年12月7日[金]シンポジウム
長崎市民会館
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2018128日から9日まで、長崎市民会館にて第14回景観・デザイン研究発表会を開催しました。また研究発表会に先立ち、前日の7日には、同じく長崎市民会館にて「長崎から景観まちづくりを考える」をテーマにシンポジウムが開催されました。 

研究発表会や同時開催されるシンポジウムなどの景観・デザイン委員会の活動を、もっと一般市民の方々に開かれた活動にしたいという思いを長く抱いていました。この思いを実現すべく、今回は、従来のような大学での開催ではなく、長崎市との共催というかたちでの開催を試みました。初の試みであり手探りの面もありましたが、長崎市の皆様の熱いバックアップのおかげで何とか開催の運びとなりました。


シンポジウム

 シンポジウムでは、斎藤潮氏(東京工業大学教授/景観・デザイン委員会委員長)による「景観構造からみた長崎の特徴」、篠原修氏(東京大学名誉教授)による「環長崎港アーバンデザインシステムを振り返って」という2題の基調講演をいただきました。長崎が有している景観的な魅力を解き明かすとともに、近年の長崎の新しいデザインの大きな動きの一端を解説いただく有意義な講演になりました。


 その後、長崎市共催にも尽力いただいた高尾忠志氏(九州大学准教授
/長崎市景観専門監)をコーディネーターにパネルディスカッションが行われ、第1部では長崎市におけるまちづくりとして、村田明久氏(長崎総合科学大学客員教授)、西清氏(深堀地区まちづくり推進協議会会長)、梅元建治氏(ナガサキベイデザインセンター代表理事)の3名から、長崎市の景観行政の歩み、長崎市深堀地区、長崎市山手地区のまちづくの実践活動など長崎ならではの事例紹介が行われました。



口頭発表
 第2部では、桑野和泉氏(由布院温泉観光協会会長)、福井恒明氏(法政大学教授)も加わり、これまでの長崎の景観まちづくりの多様な成果を振り返りながら、現代の要請に合った景観づくり、景観デザインの推進に向けた課題や行政、景観専門家、市民の役割について、熱い議論が展開されました。


 
研究発表会は、口頭発表
64編、ポスター発表35編と盛況な発表会となりました。冒頭に記したように、大学の施設ではなく市民会館での発表会開催を試みたため、会場環境にはご不便をおかけしたところもあったかもしれませんが、熱い議論が戦わされ、有意義な発表会を開催することができたと思っています。

口頭発表

8日夕刻の懇親会では、240名を超える皆様に参加いただき、長崎名物の角煮、トルコライス、皿うどんなどを味わいながら、和やかななかにも熱気みなぎる有意義な交流の場となりました。また、懇親会には、議会開催期間というご多忙の中、田上富久長崎市長をはじめ多くの長崎市職員の方々にもご参加いただき、市共催ならではの交流の場となったことをうれしく思います。

 
今回は、長崎市との共催での開催という初の試みのため慣れないこともあり苦労もありましたが、
2日間の研究発表会の参加者は315名にのぼりました。ご参加いただいた多くの方々、また企画運営にご協力いただいた皆様、そして長崎市の皆様に心より御礼申し上げます。








景観・デザイン研究編集小委員会

委員長 岡田一天

 


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