日程 会場
2018年12月8日から9日まで、長崎市民会館にて第14回景観・デザイン研究発表会を開催しました。また研究発表会に先立ち、前日の7日には、同じく長崎市民会館にて「長崎から景観まちづくりを考える」をテーマにシンポジウムが開催されました。
研究発表会や同時開催されるシンポジウムなどの景観・デザイン委員会の活動を、もっと一般市民の方々に開かれた活動にしたいという思いを長く抱いていました。この思いを実現すべく、今回は、従来のような大学での開催ではなく、長崎市との共催というかたちでの開催を試みました。初の試みであり手探りの面もありましたが、長崎市の皆様の熱いバックアップのおかげで何とか開催の運びとなりました。
シンポジウム
その後、長崎市共催にも尽力いただいた高尾忠志氏(九州大学准教授/長崎市景観専門監)をコーディネーターにパネルディスカッションが行われ、第1部では長崎市におけるまちづくりとして、村田明久氏(長崎総合科学大学客員教授)、西清氏(深堀地区まちづくり推進協議会会長)、梅元建治氏(ナガサキベイデザインセンター代表理事)の3名から、長崎市の景観行政の歩み、長崎市深堀地区、長崎市山手地区のまちづくの実践活動など長崎ならではの事例紹介が行われました。
8日夕刻の懇親会では、240名を超える皆様に参加いただき、長崎名物の角煮、トルコライス、皿うどんなどを味わいながら、和やかななかにも熱気みなぎる有意義な交流の場となりました。また、懇親会には、議会開催期間というご多忙の中、田上富久長崎市長をはじめ多くの長崎市職員の方々にもご参加いただき、市共催ならではの交流の場となったことをうれしく思います。 今回は、長崎市との共催での開催という初の試みのため慣れないこともあり苦労もありましたが、2日間の研究発表会の参加者は315名にのぼりました。ご参加いただいた多くの方々、また企画運営にご協力いただいた皆様、そして長崎市の皆様に心より御礼申し上げます。
景観・デザイン研究編集小委員会
委員長 岡田一天