公益社団法人土木学会

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選奨土木遺産認定書授賞式・「土木の日」記念講演会・映画上映会

講演:北海道太平洋沖・千島海溝を波源とする“500年間隔津波”:認識まで、その後の展開
映画:復旧の軌跡−阪神・淡路大震災土木施設の災害記録

土木学会選奨土木遺産2011
道庁正門前木塊舗装・銀杏並木
虻田発電所
夕張川新水路
開催日時
平成23年11月18日(金) 13:00〜16:00
開催場所
ホテルポールスター札幌 2階 「セレナード」
札幌市中央区北4条西6丁目
参加費
無料
定 員
150名
事前申込み。応募者多数の場合は、ご入場できない場合もありますので、ご了承願います。
主 催
公益社団法人土木学会北海道支部

プログラム
開会 13:00
PART1 選奨土木遺産認定書授賞式 13:05〜14:05
PART2 土木の日記念講演会 14:20〜15:10
PART3 土木の日記念映画上映会 15:20〜15:50
閉会 16:00
プログラム詳細
※プログラム・講師等が変更となる場合がございますので、予めご了承下さい
開会    
13:00 主催者挨拶 公益社団法人土木学会北海道支部長
Part1 選奨土木遺産授賞式
13:05〜13:10 これまでの選奨土木遺産 公益社団法人土木学会北海道支部
選奨土木遺産選考委員会
13:10〜13:25 選奨土木遺産認定書授賞式  
13:25〜14:05 受賞報告 ・道庁正門前木塊舗装・銀杏並木
(札幌市)
・虻田発電所
(ほくでんエコエナジー株式会社)
・夕張川新水路
(国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部)
-休憩- 14:05〜14:20
Part2 土木の日記念講演会
講演 14:20〜15:10(質問時間10分を含んでます)
講演テーマ 北海道太平洋沖・千島海溝を波源とする“500年間隔津波”:認識まで、その後の展開
講演者 北海道大学大学院地球環境科学研究院 特任教授(北海道大学名誉教授) 平川 一臣 先生
講演概要 北海道の太平洋沿岸にはおよそ500 年間隔で超巨大津波が過去数千年間を通して繰り返し襲来した痕跡が津波堆積物として残っている。それらの津波は数km も内陸に浸水し、最大波高は20 m 以上であった。まさに今年3月11日に東日本を襲った津波の様相だっただろう。このような超巨大津波を引き起こす地震は十勝沖、根室沖の巨大地震が数百年に一度連動するためとされているが、震源域はさらに色丹島沖にまで及ぶ可能性がある。最も直近の津波は17 世紀初頭で、以来400 年が経過している。この17世紀初頭の超巨大津波が東北地方を襲った(1611年慶長三陸津波)ことも明らかになりつつある。
休憩 15:10〜15:20
Part3 土木の日記念映画上映会
上映会 15:20〜15:50
映画タイトル 復旧の軌跡−阪神・淡路大震災土木施設の災害記録
概要 この作品は阪神・淡路大震災から3年後、1998年12月に兵庫県土木部が企画制作した阪神・淡路大震災の映像記録である。震災直後の阪神高速道路、鉄道、下水処理場、港湾施設、河川堤防、西宮市仁川の土砂崩れなど県内各地の土木施設が受けた被害の全貌を27分という短い時間でコンパクトに紹介するとともに、道路、鉄道、港湾などジャンルごとに、被害の状況を詳しく説明している。また、兵庫県による震災後3年間の復旧への取り組みについても解説を加えている。阪神・淡路大震災を描いた映像作品には、人的被害の状況や救命救急、安全対策をテーマにしたものが多いが、この作品は地震による土木施設の被害と復旧にテーマを絞った他にあまり類を見ない作品である。その意味で、土木技術者や行政担当者に限らず、土木や防災に関心を持つ多くの人に見ていただきたい作品である。
閉会 16:00

申込方法
Faxまたはe-mailで、「講演会・上映会に参加します」と明記し、お名前、お勤め先、ご住所、お電話番号等をご記入の上、下記申込み先までお申込み願います。
 
-お申し込み先-
公益社団法人 土木学会北海道支部
〒060-0061札幌市中央区南1条西2丁目南一条Kビル8F
TEL(011)261-7742 FAX(011)251-7038
E-mail: hjsce@olive.ocn.ne.jp