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「仮設構造物の計画と施工」講習会

「仮設構造物の計画と施工」は、1979年に土木学会行事企画委員会が現場土木技術者のために企画し、盛況に開催された講習会のテキストとして発刊され、以降、1997年に廃刊となるまで、初級土木技術者の研修用等に広く購入されてきた書籍です。

しかし、初版本が廃刊となった一方で、中初級の土木技術者や各地の建設会社の方々の間では、同種の書籍の購入要望が高いものとなっていたため、1998 年に土木学会出版委員会のもとに「仮設構造物の計画と施工」改訂小委員会(委員長：塩井幸武八戸工業大学教授)が組織され、1998年から改訂作業が行われてきました。

今回の改定にあたっては、初版発行から現在までの間に大きく変化した仮設構造や施工技術の向上の実状を踏まえて、全面的に内容が改訂されました。なお、計算例を多く掲載している本書では、今回の改訂に伴い、単位の表記がSI単位主体となっていますが、現場を想定してcgs単位を併記してあります。初版と同様、現場土木技術者にとってより実用的な内容の書籍となっております。

今後さらに土木構造物の設計・施工技術が高度化するにつれ、ますます土木工事の起点・基礎ともいえる仮設構造物の計画と施工が重要視されていくと思われる中、現場土木技術者の方々を中心に、ぜひ奮ってご参加いただきたい講習会です。

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