公益社団法人土木学会

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第16回サイバー・フィールド研究会セミナーのご案内
−土木分野における情報化・デジタル化の現状についてー

 近年、レーザースキャナーやモバイルマッピングシステム、写真測量技術の進歩により、屋内外の大規模な環境を高速、高密度に3次元測定し、現物形状を反映した3次元モデルを構築する技術が、土木、建築、設備管理、測量分野等で注目されております。去る7月29日、30日にも北大学術交流会館にて「大規模環境の3次元計測と認識・モデル化技術 集中講演会」が開催されましたが、この度下記の要領で土木分野での情報化、デジタル化の現状、更に国土交通省が推進しているCIM(Construction Information Modeling)の取組事例について4名の講師をお迎えして、セミナーを開催する運びとなりました。皆様方におかれましては、ご多様の折とは存じますが多数ご出席賜りますよう何卒、宜しくお願い致します。
日時
平成25年10月11日(金)13:10〜16:50
会場
札幌エルプラザ(札幌市男女共同参画センター)4F 中会議室
札幌市北区北8条西3丁目 TEL 011-728-1222
プログラム:「土木分野における情報化・デジタル化の現状」
司会: 金井 理(北海道大学 大学院情報科学研究科 教授)

(1)「土木施工における3Dデータの活用」
潟Rイシ工事測量部 所長 深田 祐司氏

(鹿島五ヶ山ダム建設施工における情報化施工の事例について発表いたします)

(2)「レーザスキャナを活用した橋梁のコンクリート劣化診断技術,および海外の土木建築業界
における3次元レーザスキャン活用事例報告(SPAR-International 2012, 2013より)」
日本大学工学部 情報工学科 准教授 溝口 知広氏

(コンクリート表面のスケーリング定量評価技術と複数の実道路橋への適用結果、及びSPAR世界大会で発表されたレーザスキャナの大規模な道路工事や大型建築物の改修等への適用事例を紹介します)

(3)「土木分野での高密度Mobile Mapping Systemの高度利活用技術」
アジア航測(株) 社会基盤システム開発部 部長 池田 辰也氏

(Mobile Mapping Systemにて取得した高密度点群を活用した路面性状調査への適応事例と、大規模点群データのクラウド利用を実現する Point Cloud Service をご紹介します)

(4)「CIMの動向と今後の取組みに向けて」
建設コンサルタンツ協会北海道支部情報委員会 委員長 雫石 和利氏
(潟hーコンCIM推進室 共通技術担当マネージャー)

(昨年度、国土交通省が推進しているCIMの試行業務が実施されました。本発表ではその試行事例や、 各社アンケートに基づく今後の取組に向けた意見等を紹介します)
参加費
・一般 3,000円
・産学官・GIS研究会、土木学会、建設コンサルタンツ協会、日本写真測量学会、精密工学会の各会員 2,000円
・北海道サイバー・フィールド研究会会員 1,000円
主催・連絡先
北海道産学官研究フォーラム/北海道 GIS・GPS 研究会(担当 藤原)
〒007-0803 札幌市東区東苗穂 3 条 1 丁目 2-7-105
TEL:011-787-7650, FAX:011-787-7655, E-mail: fuji@kirari.com
後援
土木学会北海道支部、建設コンサルタンツ協会北海道支部、日本写真測量学会北海道支部、精密工学会北海道支部
申込方法
お申し込みは、10月9日(水)までに、FAXかE-mailでお願い致します。