・Part2 土木の日記念講演会
講演1 |
14:00〜15:00(質問時間10分を含んでます) |
講演テーマ |
北海道総合開発の新たな展開に向けて |
講演者 |
北海道大学公共政策大学院 特任教授 高松 泰 氏 |
概要 |
我が国は今後急速な人口減少を迎えることが予測されており、国土交通省では「国土のグランドデザイン2050〜対流促進型国土の形成〜」(平成26 年7 月)」をとりまとめ、国土形成計画(全国計画、広域地方計画)の見直し等を行うとともに、その具体化を展開していくこととしている。北海道総合開発は、第7期北海道総合開発の計画期(2008 年〜2017 年)を折り返しており、今後、国土形成計画に関する動向もふまえつつ次期計画に向けた検討等の進展が予測される。今後加速化する人口減少問題や、大災害等をふまえた国土強靭化、社会資本の老朽化、環境・エネルギー問題等の課題が顕在化する中、北海道の未来を展望し将来像等について考える。 |
休憩 |
15:00〜15:10 |
講演2 |
15:10〜16:10(質問時間10分を含んでます) |
講演テーマ |
気候変動に伴う自然災害の減災に向けて 〜新たな形での公共事業による減災の可能性〜 |
講演者 |
中央大学理工学部 教授 山田 正 氏 |
概要 |
今年(2014 年)も広島や京都など、従来の豪雨形態と比較して雨の降り方や降雨量の変化等により大きな被害を受けた地域がある。日本は災害大国と言われる国であり、地形的な複雑さもあってこれを完全に防ぐことは困難である。こうした中、住民の声に端を発する公共事業、我々研究者から発信した情報をもとに展開されようとしている公共事業など、官庁主導の公共事業実施から官民一体の公共事業実施へと時代は変化しようとしている。こうした官民一体の公共事業によって近年の気候変動に伴う災害を減災に導くことはできないだろうか。東京都における日本橋や外濠などでの事業例などを参考に、新たな形での公共事業による減災の可能性について考える。 |
閉会 |
16:10 |