組織紹介
土木学会 北海道支部
- 土木学会北海道支部 支部長挨拶
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この度、土木学会北海道支部の支部長を務めさせていただきます長利(おさり)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
近年、日本各地で、地震、豪雨、竜巻などの自然災害が頻発しております。
特に、昨年の東日本大震災は、多くの尊い命を奪っただけでなく、道路、橋梁、港湾など、市民生活や経済活動を日常的に支えてきたインフラ(社会資本)に甚大な被害をもたらし、これまで培ってきた「土木」に対して、改めて信頼性を問うこととなりました。
土木学会としても、震災直後に特別委員会を組織し、調査・研究を進めるとともに、一日も早い復興に向けた各種提言を行っているところであります。
これを受け、北海道支部といたしましても、安全・安心な市民生活を確保するため、インフラを効率的かつ適切に整備・維持管理していくハード面はもちろんのこと、市民の防災意識を高め、共に協力して被害の最小化につながるようなリスクコミュニケーションを図るなど、ソフト面を合わせた対応が必要であると考えており、広く発信していきたいと考えております。
昨年、土木学会は、公益社団法人へと移行いたしました。
土木学会本部、さらには各支部において、学会活動のPRに力を入れた取り組みを展開しているところです。
安全で調和の取れた市民社会の構築を目指し、市民のために「どのようなことができるのか」ということを改めて自問するとともに、それを市民にわかりやすく伝え、共に行動していくことが重要であると考えております。
北海道支部として、会員である土木技術者・研究者のさらなる連携を深め、社会への貢献に繋がるように全力を尽くしていきたいと考えておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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